「自分のお肌のタイプがよくわからない」、「敏感肌かもしれない」という方は、まずは以下の項目について、いくつあてはまるか試してみて下さい。簡易的ですが、おおよその敏感肌度を計ることができます。
いかがでしょうか?残念ながら9個以上当てはまってしまったという方は、敏感肌の正しい知識を身につけて、これからしっかりケアしていきましょう。
[目次]
敏感肌とは?
敏感肌とは、皮膚の一番外側の角質層の保水力が低下し、お肌のバリア機能が著しく低下もしくは破綻してしまっている状態です。これは角質層の細胞間を満たし潤いを保っている「セラミド」という成分が不足しているためです。正常な状態では、水分(汗)と油分(皮脂)とが混ざり合ってできた「皮脂膜」がお肌の表面を覆い、保護しています。
しかし敏感肌では、皮脂膜のバリアが不十分なため、外部からの刺激に大変弱く、少しのきっかけで様々な肌トラブルを起してしまいます。 また、酸性度(pH)という観点で見てみると、敏感肌は悪玉菌が繁殖しやすい環境と言えます。正常なお肌の表面は弱酸性で、善玉菌が多く分布し、逆に悪玉菌は繁殖しにくい環境に保たれているのです。
一方、敏感肌では、皮脂膜が正常でないがゆえに、アルカリ側へ傾き、悪玉菌の繁殖しやすい環境になっているのです。悪玉菌が増殖する…、それはニキビや湿疹などの肌トラブルを招くことになります。
敏感肌によくある肌トラブル
敏感肌は、外部のちょっとした刺激にも反応してしまうため、あらゆる外的要因が肌トラブルの原因になりうると言っても過言ではありません。そして、敏感肌に多い肌トラブルとしては、「お肌のカサつき」、「ヒリヒリとした痛みやかゆみ」、「ニキビ」、「赤み」、「吹き出物」などがあげられます。
そして、肌トラブルになるとお肌自体の回復力も落ちているため重症化しやすく、簡単には治まってくれないのも敏感肌の特徴です。
敏感肌のスキンケア
敏感肌のケアのポイントとして、まずは「保湿」を大切にしてください。保湿はスキンケアの基本ですが、敏感肌にも欠かせません。角質層の保水機能を回復させ、ひいてはお肌のバリア機能を回復させるために、しっかりお肌に水分を浸透させて、フタをする…そんな保湿中心のケアがオススメです。
お肌に刺激を与えないことも大切なので、洗顔は最上級の優しさをもって行なってください。そして、敏感肌用の化粧品の中から自分の肌に合うものを探してみるとよいと思います。あれもこれもと過度なスキンケアは、かえってマイナスになる場合があるので要注意です。万が一、肌トラブルが起きてしまったら、早急に医師に相談しましょう。
敏感肌の基礎知識 関連記事
-
敏感肌とは?
#保湿 #バリア機能 #スキンケア
-
敏感肌の方にオススメの入浴方法
#敏感肌 #スキンケア #入浴
-
敏感肌の基礎化粧品選びのポイント
#敏感肌 #基礎化粧品
-
敏感肌に良い食べ物、良くない食べ物
#肌 #食べ物 #敏感肌
-
女性の敏感肌の原因とは!スキンケアでおさえたいこと
#敏感肌 #セラミド #原因
-
敏感肌でも、キレイなメークを楽しめる!
#敏感肌 #メーク #方法
-
化粧品を使って、肌荒れが起きてしまったら
#敏感肌 #化粧品 #肌荒れ
-
外気の刺激からお肌を守るメーク術
#ファンデーション #肌 #紫外線
-
かんたんチェック
どうしたらいいの?あなたの「イライラ度」チェック
-
かんたんチェック
10年後のキレイのセルフチェック
振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!
クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。