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アトピーからくる頭皮のかゆみ改善

更新日:2016/12/09 公開日:2013/11/15

アトピー性皮膚炎の方には、頭皮のかゆみやフケに悩む方がたくさんいます。強烈なかゆみを感じる方、フケの発生やかきすぎによって毛が抜けてしまったり、頭皮からニオイのある汁が出たりと、その症状や度合いには個人差があります。

これら頭皮のトラブルもまたアトピー性皮膚炎の症状なのでしょうか?ここでは、頭皮に起こるトラブルについての解説とケア方法を解説していきます。

アトピーによる頭皮のかゆみとは?

頭皮は体の皮膚と違って、皮脂を発生させる皮脂腺が発達しているため、ムレたり細菌の温床になりやすい環境です。しかし、基本的なケア方法はアトピー肌と同じく、「肌にうるおいを与えてバリア機能を高める」ということがポイントになってきます。

また、頭皮のかゆみ、フケを発生させる原因にはさまざまなものがあります。アトピーの方は、なるべく頭皮にとって刺激とならないような日常的なケアが必要になってきます。

シャンプーとリンスの選び方

まず、頭皮への刺激となりやすいのが洗髪時に使用するシャンプーとリンスです。実はシャンプーとリンスは、肌への刺激が強いので、必ず自分の肌に合ったものを使うようにしましょう。最近では低刺激な、敏感肌の方に向けた製品もありますが、実際に使ってみるまでわからない場合が多いです。1ヶ月くらい試して症状が悪化しないようなら使い続けてみましょう。ただし、長期間使っているシャンプー&リンスでも、突然かぶれを起こしてしまう場合があります。そういった場合には、無理をして使い続けずに、状態にあった新たな製品を探しましょう。

<フケ専用シャンプーは不要>

よくある一般的なフケ専用のシャンプーには、さまざまな殺菌成分が含まれています。これはカビ(真菌)をケアするためなのですが、殺菌するために強い洗浄成分を使用しています。アトピー肌のフケは乾燥が原因なので、頭皮に刺激を与えてしまうフケ用シャンプーは使用しない方がいいでしょう。

<石けんシャンプーを使う場合>

配合されている成分がシンプルで低刺激な石けんシャンプーは、頭皮に石けんカスが残ることが多く、かゆみの原因となる場合があります。石けんシャンプーに限った話ではありませんが、使用する際は十分すすぐようにしましょう。また、洗いあがりの髪がキシキシしてしまい、使用感もあまり良いとは言えません。

洗髪方法による影響も大きい

使用するシャンプーを選ぶことだけでなく、正しい洗髪をすることも重要です。

<洗いすぎに注意> 何度もシャンプーで洗髪をすると、必要な皮脂まで落としてしまい乾燥の原因となります。洗髪は30代なら1日1回。40代以降、皮脂量が減ったと感じた際は2日に1回で問題ありません。

<シャンプーはよくすすぐ>

シャンプー剤が頭皮に残ると皮膚炎の原因になります。すすぎは十二分に行い、忘れがちな耳の裏にも気を使いましょう。

<リンスは地肌につけない>

刺激となる成分が含まれる場合があるので、地肌につけないようになじませ、しっかりとすすぎましょう。

頭皮にステロイドを塗る方は要注意

強いかゆみを抑えようとするあまり、頭皮にもステロイド剤を使う方がいますが、気をつける必要があります。実は、頭皮は体の皮膚と違ってステロイド剤を吸収しやすい性質があります。そのため、ステロイド皮膚炎になりやすく、頭皮のかゆみを悪化させてしまう場合があります。頭皮にステロイドを使用していて、かゆみを感じている方は、かぶれによるものなのかステロイドによるものなのか、医師に相談するのがよいでしょう。

バランスのよい食事と十分な睡眠をとる

そして日常的なケアとして重要なのが、栄養バランスのとれた食生活を心がけること。1日3食、アレルゲンとなる食品を摂取しないように気をつけましょう。また、ストレスを溜めこまないよう、しっかりと睡眠をとることも大切です。

とても基本的なことではありますが、こういった生活習慣からの積み重ねによる効果はとても大きく、肌や頭皮の新陳代謝をサポートしてくれます。

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