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アトピー肌さん必見!保湿のカギはセラミドにあり

更新日:2016/12/15 公開日:2013/12/28

春の花粉、夏の紫外線など、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる原因が四季の中に潜んでいます。また、原因によってケア方法が異なるなど、なかなか心休まる時がありません。

そして、秋から冬にかけて注意したいのは「乾燥」です。ただでさえ肌が乾燥しやすいアトピー肌にとって、冬をのりきるのは大変なことです。表面がカサカサと粉をふいたようになったり、そこからかゆみを生じたり、うっかり掻き壊すとかゆみが増大したりと、油断も隙もありません。

このように肌の乾燥から起こる症状と原因は、肌のバリア機能の低下にあります。そして、冬の乾燥シーズンをのりきる鍵は、このバリア機能を正常に働かせることにあります。

セラミドとは?

バリア機能を司っているのは肌表面を覆う角質層と呼ばれる部分です。さらに細かく見ると、角質層には、角質細胞というものが10~15層ほど積み重なった構造になっています。そして、その細胞と細胞のすき間を埋めるように満たされているのが「セラミド」と呼ばれる脂質です。

このセラミドは脂質の一種なのですが、水と結びつきやすい性質を持っていて、肌のうるおいを保つとともに、外部刺激から肌を保護するバリアとしても重要な役割を果たしています。角質細胞の間が十分なセラミドで満たされていると、ふっくらとした状態で均一に並び、きめが整った状態で、外部刺激に対するバリア機能も健全に働くのです。

セラミドが不足すると?

アトピー肌では、角質層のセラミドが不足した状態になっています。これは、例えるならばレンガ(角質細胞)を埋めるセメント(セラミド)が不足した状態です。セメントが足りていないと、レンガは均一に積みあがらず、不安定ではがれやすい状態になります。形もいびつになり、肌の表面はガサガサです。

また、バリア機能も低下するため、外部刺激からも弱く、容易にアレルゲンなどの侵入を許してしまいます。結果、少しの刺激でもかゆみを生じやすく、肌内部の水分も失われやすい状態になり、皮膚の乾燥に拍車がかかってしまうのです。

セラミド不足は保湿ケアでカバー

乾燥しやすい冬は特に、セラミドの不足を補うことが急務となります。保湿剤を上手く利用して、きっちり保湿ケアをすることが大切です。セラミドを配合した保湿剤や基礎化粧品も市販されていますし、セラミドでなくても、尿素やヘパリン類似物質などの保湿成分の入ったもの、ワセリンなどの油分でバリア機能を高めてくれるものなどさまざまあります。

さらっと馴染むローション状のものから、ややベタつきの残るクリーム状のものまで、使用感にも幅があります。ローションタイプのものは持続性に欠けますが、つけ心地は軽いため朝用に、クリームタイプのものは持続性が高いのでお風呂上りや就寝前にオススメです。使うタイミングによって、タイプの異なる保湿剤を使い分けするとよいでしょう。また、保湿剤はこまめに、惜しまずたっぷり塗るのもポイントです。

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