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入浴から得られるアトピーケアの効果

更新日:2016/12/09 公開日:2014/01/07

アトピー性皮膚炎の方は、ここ2~30年で急増しています。それも、特に先進国に多く見られ、発展途上国では少ないようです。アトピー自体は昔からあるものですが、なぜ近年急増しているのでしょうか?その答えの一つとして、生活環境の変化が考えられています。 化学物質は年々増加していて、外気だけでなく室内の空気中にも化学物質はたくさん含まれています。私たちは、主に呼吸によって、化学物質を体内に取り込んでいます。

また、睡眠不足や運動不足、代謝の低下といった生活習慣もアトピーの原因となっています。 ここまで、「入浴と関係ないんじゃないの?」と思われた方もいるかもしれませんが、上記の原因に対し、入浴は素晴らしい一手となります。

入浴で免疫機能を改善

体の免疫機能の異常がアレルギー反応であり、アトピーを引き起こす原因の一つです。そして、免疫機能は、自律神経系と内分泌系を介して調節されていることから、これらの異常がアトピーの悪化に直結します。

睡眠不足や不規則な生活習慣は自律神経のバランスを崩す原因となり、空気中に含まれる化学物質の中には「内分泌撹乱物質」とも呼ばれ内分泌系に悪影響を及ぼすものもあります。 入浴には、自律神経系と内分泌系を正常化に向かわせる働きもあるため、免疫機能も正常化、すなわちアトピー改善につながるというわけです。

具体的には、入浴すると体は「温熱作用」、「水圧による作用」による刺激を受け、そこから体の状態を元に戻そうと「恒常性機能」というものが働きます。

この恒常性機能を司っているのが自律神経系と内分泌系です。入浴剤を使用したり温泉での入浴では、ここに「含有化学成分による作用」が加わり、プラスアルファの効果が期待できます。

入浴で代謝UP

代謝の低下と、化学物質の増加に対し、入浴は代謝を高め、化学物質の排泄を促進します。化学物質はアトピーの悪化要因ですから、入浴でうまく代謝の低下を補い化学物質を排泄できれば、アトピー改善に繋がります。

入浴時には、温熱作用などにより代謝が高まり、汗と一緒に化学物質も排出されます。その一方で、毎日の入浴によって、無理なく基礎代謝を上げることができます。 季節を問わず、一日二回、毎日入浴することが理想的です。アトピーの方には汗腺の機能が低下し汗をあまりかかない方が多いですが、汗をたくさんかくことは、分泌された汗と皮脂が混じりあってバリア機能を形成する上でとても重要です。

また、湯船につかっていると「ヒートショックプロテイン」という免疫機能正常化に関わるタンパク質も生成されます。 ヒートショックプロテインは42℃以上のお湯で入浴すると生成量は最大値となりますが、高い温度では肌への刺激が強いためアトピーの方は低めの温度がよいでしょう。39℃くらいの低めの温度でも、30分くらいかけてじっくり入浴すれば、十分にヒートショックプロテインの恩恵を受けることができます。

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