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妊娠中の便秘の原因と予防対策

更新日:2018/05/28 公開日:2014/01/30

妊娠中の便秘の原因

妊娠中に、便秘に悩まされる女性は多く、普段は便秘に無縁の人でも、妊娠中は便秘対策が必要になる場合があります。

それではなぜ、妊娠中は便秘になりやすいのでしょうか?主な原因は以下の通りです。

黄体ホルモンの影響

妊娠中に活発に分泌される黄体ホルモンは、自律神経の交感神経を優位にする働きがあります。それにより、自律神経の乱れ、さまざまな症状を招くことが考えられますが、そのひとつに便秘を引き起こすことにつながります。

また、黄体ホルモンは、体内に水分を蓄えるように働きかけます。そのため、大腸から水分を吸収する量が増え、便の水分量が少なくなり、便が普段より固く、排便しにくくなることが考えられます。

大きくなった子宮が腸を圧迫

特に妊娠後期は子宮内の胎児が大きくなり、腸を圧迫します。圧迫された腸は、動きが圧迫によって抑制され、血流が悪くなります。

また、腸だけでなく肛門も圧迫されるため、便秘のみならず痔にもなりやすくなります。

ストレスなどで精神的なバランスが不安定に

マタニティ・ブルーという言葉もあるように、妊娠中は精神が不安定になりがちな時期です。日常生活の中でも何かとストレスを感じることが多いでしょう。

精神面のバランスが不安定だと、自律神経の乱れに繋がります。腸の運動は自律神経が司っていますから、ストレスが溜まっている状態では腸が不活発になり、便秘になりやすくなります。

妊娠中の便秘の予防策

上述の通り、妊娠中は体型・体質ともに変化し、便秘も起こりやすくなります。妊娠時の便秘を予防するためには、意識的に対策をしなければなりません。便秘になりがちな方は、以下を参考に予防をしてください。

食事・食べ物

妊娠中にできるもっともお手軽な予防法が、食事に気をつけることです。特に妊娠初期では、つわりの影響で食欲不振になりがちですから、食生活への意識は大切です。

食物繊維の多い食品や、便秘解消に役立つ食べ物については『便秘の原因(1)食物繊維不足 』『便秘改善・解消法(食べ物編)』をご覧ください。

水分補給

妊娠中の女性は、ホルモンの影響で大腸からの水分吸収が促進されます。一方で、水分不足はすべてのタイプの便秘に共通する原因です。便が硬くなると出にくくなる上に、滑りも悪くなるためです。

水分不足について詳しくは、『便秘の原因(5)水分不足 』をご覧ください。

適度な運動

妊娠12週以降で経過に異常がなければ、かかりつけの産婦人科医と相談し、適度な運動を行うことも便秘の解消や予防によいでしょう。特にウォーキングなどの有酸素運動で全身を動かす運動が望ましいといわれています。反対に、おなかを圧迫するような運動や瞬発性の運動、転んでしまう危険のある運動などは避けましょう。

また、体調に気をつけて、少しでも異変を感じたらすぐに安静にして休むようにしましょう。無理は禁物です。

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