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便秘を解消する食べ物(10)オオバコ

更新日:2017/09/11 公開日:2014/02/27

オオバコには便秘改善や解消の効果が期待されています。ここではオオバコとはどのような食べ物なのか、詳しく解説しています。

古来から用いられてきた薬草、オオバコ

オオバコは世界中に分布している

オオバコ科オオバコ属の多年草であるオオバコは、古くから民間薬として利用されてきた植物です。オオバコの仲間は世界中に広く分布しており、その種類は約200種にのぼります。また、国ごとにさまざまな種類のオオバコが有効活用されてきました。

日本では咳止めなどに使われてきた

日本でも広い地域で手に入る植物であるという点から、オオバコは咳止めや痰の薬として利用されてきた歴史があります。生薬としては、部位によって「車前子」(種子)、「車前草」(全草)、「車前葉」(葉)と呼び分けられ、漢方薬に配合されることもあります。その他、ヨーロッパにおいても、アジアのものよりやや大きめのセイヨウオオバコが、やはり同じような用途で用いられてきました。

プランタゴ・オバタの種皮は食物繊維の宝庫

オオバコは生活の知恵から生まれた身近な薬草ですが、近年は便秘対策に有効な成分としても注目されてきています。

便秘解消が期待される「プランタゴ・オバタ」

便秘への薬効が期待されているのは、オオバコの仲間のなかでも、「プランタゴ・オバタ」と呼ばれる種類です。これはインドオオバコという名でも知られているオオバコで、漢方薬の成分としても有名です。便秘薬として用いられるのは、特にプランタゴ・オバタの種子の皮殻の部分です。

プランタゴ・オバタには食物繊維が豊富

どうしてプランタゴ・オバタが便秘に効くのかといえば、第一の理由には食物繊維の豊富さをあげることができます。プランタゴ・オバタは、全草の約80%が不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は胃で消化されず腸まで残り、水分を吸収して、便のカサを増してくれます。その分大腸への刺激が大きくなるため、便意が促進されるというわけです。

プランタゴ・オバタの食物繊維の特徴とは?

プランタゴ・オバタには、ほかの食物繊維にはない独自の特徴があります。それは、種皮を薄い粘性の膜が覆っているという点です。この膜こそが、便秘解消に役立つ最大の理由となっています。

膨張率は30倍にもなる

種皮が水に浸かると、膜の部分はその粘り気のために水分を吸収して膨らむことになります。その膨張率は30倍にもおよびます。水を大量に含んだプランタゴ・オバタの種皮は、通常の食物繊維がもつ効果以上に大きく便のカサを増すことになります。

満腹感も得られる

プランタゴ・オバタの食物繊維の膨張率は30倍もあります。そのため、胃の中で膨れることで、満腹感を生じさせることもできます。つまり、食べ過ぎを防止することにもつながります。

保水性も高くお通じをスムーズにする

プランタゴ・オバタは保水性も高いため、便をやわらかくする作用があります。

身近にあるプランタゴ・オバタ

プランタゴ・オバタの種皮は、一般には粉末化された状態で用いられます。「サイリウム」または「イサゴール」といった名前で呼ばれていることもあります。プランタゴ・オバタは下記のような方法で摂取することができます。

サプリメントで摂取する

一般的な摂取法はサプリメントを利用することです。気をつけたいのは、十分な水と一緒に飲み込むことです。食道の途中につかえてしまうと、のちのちそこで膨張したときに窒息する可能性があります。

市販の食品で摂取する

市販の食品では、コンニャクや水ようかん、ゼリーなどに添加されていることがあります。コンニャクゼリーを食べすぎると便通が促進されることがありますが、それはプランタゴ・オバタの作用である場合も多いでしょう。

健康食品などにも含まれている

整腸作用をうたっている健康食品などに配合されていることもあります。もちろん、市販の便秘薬にもよく含まれています。

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