デリケートゾーンを健康に保つために、大切な働きをしてくれるおりものですが、ときには下着の汚れの原因にもなるのが悩ましいところ。正しい洗濯方法やお手入れ方法を知って、下着の汚れを防いで快適に過ごしましょう。
パンティーライナーで下着の汚れを防ぐ
おりものは成熟した女性であれば、誰でもあるもの。膣の中の環境を弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を抑えるなど、大切な役割をもつおりものですが、「下着の汚れの原因になるのがイヤ」という人も少なくないでしょう。
汚れが下着につかないようにするには、パンティーライナーやおりものシートを使うのがオススメ。オーガニックコットンを使った肌にやさしいタイプや、臭いが気になる人向けに香りがついたものなど、最近はさまざまなタイプが出ています。
なかには「毎日、使っている」という人もいるようですが、頻繁に使用することに抵抗がある人でも、おりものの量が増える生理の後や排卵期などに使えば、下着の汚れを防ぐことができます。
パンティーライナーやおりものシートを使う場合の注意点
パンティーライナーやおりものシートを使う場合は、通気性の悪い素材の下着や肌と密着するジーンズなどは履かないほうが無難です。
防水性が高いパンティーライナーやおりものシートが陰部に密着すると蒸れやすくなり、雑菌の繁殖によって臭いやかゆみ、かぶれの原因になります。
また、同じパンティーライナーやおりものシートを長時間つけるのも、雑菌の繁殖の原因に。湿ったらこまめに取り換え、雑菌が繁殖しないようにしましょう。
おりものの量が多いときは、ウォッシュレットのビデなどで洗うのもよいでしょう。
下着の汚れは専用洗剤で洗濯を
「下着についてしまったおりもののシミがなかなか落ちない」という場合は、あらかじめ水道水で洗い流し、シミが気になる部分に液体酸素系漂白剤か、シミ用の部分洗い洗剤を使いましょう。
寒い時季はお湯で洗いたくなりますが、お湯を使うとおりものに含まれるたんぱく質が固まって落ちにくくなります。また、経血やおりもの汚れ専用の洗剤も販売されているので、こういうものを使うのもおすすめオススメです。
肌がデリケートな人は、しっかり洗えて繊維に残りにくい洗浄成分が入った洗剤を使いましょう。
お気に入りの下着を長持ちさせるには、毎日のちょっとしたお手入れが大切。洗濯機で下着を洗う場合でも、水洗いで汚れを落とすひと手間を加えてみてください。
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