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環境ホルモンとアトピー

更新日:2016/12/09 公開日:2014/07/14

ヒトを含むさまざまな生き物に深刻な悪影響を及ぼす環境ホルモン。そして、環境ホルモンはアトピーにも関係があることがわかってきました。こちらでは、環境ホルモンとアトピーの関係性について、ご説明していきます。

環境ホルモンのアトピーへの影響

環境ホルモンが体内に入ってくると、免疫機能を調節している女性ホルモンのバランスが乱れるためアレルギー反応が亢進し、アトピー性皮膚炎や自己免疫疾患を引き起こす原因となります。また、乱れた内分泌系の影響は、密接に関係している自律神経系にも影響を及ぼすため、アトピー症状を悪化させる原因とも考えられています。

環境ホルモンとは?

そもそも、環境ホルモンは、「内分泌かく乱物質」とも呼ばれ、生物の生殖に影響を与える化学物質の総称です。人の体内ではホルモンのように働き、本来のホルモンバランスを乱して生殖や成長、行動に関するさまざまな異常を引き起こす原因となります。現在、環境ホルモンの疑いのある物質は約70種類ほど知られていて使用が禁じられているものもありますが、ごく身近にも環境ホルモンは無数に存在し、知らず知らずのうちに接しています。

身近に存在する環境ホルモン

□石油化学製品:ポリカーボネート類、スチレン、フタル酸、ノニルフェノールなど

食品トレイやカップ麺の容器、哺乳瓶などのプラスチック容器、パソコンやテレビなどの家電、塩ビ製のおもちゃなどに含まれています。

→食品容器からは加熱することで食品中に溶け出します。コンビニ弁当を電子レンジで温めたりカップ麺をそのまま食べるのではなく、陶器の器に移し替えてから電子レンジで温めたり、お湯をさすことをオススメします。

□農薬・殺虫剤・除草剤:有機塩素系

 

農作物の栽培過程で使用される農薬などのなかには、環境ホルモンの疑いのある成分が含まれている場合があります。

→植物に残留している場合があるため、無農薬のものを選ぶか、そうでなくてもよく洗ってから調理するようにしましょう。また、空気中から呼吸によっても吸い込まれため、使用する場合は十分な注意が必要です。

□食物としての生物:ダイオキシンなど

汚染された水域で育った魚や、環境ホルモンにさらされたプランクトンを餌とした魚、あるいは汚染された土壌で育った植物やそれを餌とした家畜の肉などには、環境ホルモンが蓄積されていて、それを食べた人へも影響を及ぼします。

→環境ホルモンへの取り組み方は国によってまちまちですし、環境ホルモンに関してはわからないことも多くあります。産地のよくわからないものは口にしない、どこでどのように加工されたのかわからない外食の機会を減らすなど、自己防衛するしかないでしょう。

環境ホルモンに対する対策としては、上記以外にも、家の中で気を付けたいシックハウスの原因ともなる化学物質への対策として、適度に換気をすること、食品からの環境ホルモン対策として、偏った食事は避けて色々なものを口にしてリスクを分散するなどの対策もあります。また、日常生活の中でも、なるべく化学物質・化学薬品などを使用しないことが、環境ホルモンとの接点を最小限に減らすことに繋がり、ひいてはアトピーケアにもなると考えられます。

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