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アトピー肌の化粧品選び(4)美容液

更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/01

アトピー肌の化粧品選び(4)美容液

美容液を選ぶ前に検討すべきこと

基本的に美容液は、美白や保湿など、何らかの美容上の目的を果たすために処方が考えられており、美容成分や化学成分の濃度が高い場合があります。成分の濃度が高いということは、もしそれが肌に合わない場合は、化粧水などよりも刺激が強く、皮膚炎を悪化させる可能性があります。

その点を十分理解した上で、アトピー性皮膚炎の方が考えるべきことは、「本当に美容液が必要なのか」ということです。

肌の状態が悪いと、つい美容液などスペシャルケアに頼りたくなりますが、肌にダメージを与える可能性のある余計なものを回避することで、肌本来の保湿力を取り戻せるケースも多々あります。

アトピー肌の美容液の選び方

検討した上で、やはり美容液を使いたい、という場合は、成分や処方に注意するようにしましょう。

例えば美白目的で美容液を選ぶ場合、色々な美白成分がありますが、刺激の強いビタミンC誘導体などが高濃度に配合された美容液ではなく、アトピー性皮膚炎にも効果があるとされるプラセンタを選ぶ方が良いでしょう。

また、保湿目的で美容液を選ぶ場合、油性の美容成分を水に溶かすために多くの乳化剤を入れたものがあります。美容液を選ぶときにはラベルに含まれる配合成分や表記をしっかり確認するようにしてください。

アトピー肌で刺激に敏感だからこそ、美容液はメインの成分だけではなく、全成分にこだわって選ぶ必要があります。

美容液を使用するときの注意点

アトピー肌の方が美容液を使うときに注意すべき点は次の3つです。

(1)一度に美容液をつけすぎない

美容液は化粧水などよりも美容成分が濃縮されています。そのため一度に大量につけてしまうと、刺激が強すぎる場合があります。

(2)肌のコンディションをよく確認する

使用するときは、肌のコンディションをよく確認し、状態が悪いときには美容液は控えましょう。上述の通り、美容液には美容成分が凝縮されています。肌のコンディションが思わしくない時は、高濃度の美容成分が刺激となる場合があります。

(3)必ずパッチテストを実施する

アトピー肌の方は表皮のバリア機能が低下しているため、低刺激化粧品であっても化粧品かぶれが発症することがあります。そのため使用の際には必ずパッチテストを行いましょう。

パッチテストを行う際、注意すべきなのがテストの期間です。美容液を塗り、数時間後に問題はなくとも、1~3日後に問題が発生することがあります。化粧品かぶれは接触性皮膚炎の一種ですが、接触性皮膚炎はアレルギー反応が48時間後ごろに現れやすい「遅延型アレルギー」のため、数時間から1日ではパッチテストにはなりません。

また、接触性皮膚炎は、過去にアレルギー反応がなくても、体調などの影響である日突然発症することがあります。以前使っていた美容液を再度使い始める場合など、「前は大丈夫だったから」と安心せず、必ずパッチテストをするようにしましょう。

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