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アトピー肌の化粧品選び(8)化粧下地

更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/01

アトピー肌の化粧品選び(8)化粧下地

化粧下地の役割

一般的に、化粧下地はファンデーションの肌への密着度を高めてベースメイクの仕上がりや持ちをよくしたり、肌を保護するなどの効果があります。UVカット効果のある化粧下地は、紫外線からも肌を守ってくれます。

このように、外的刺激から守りながら肌を美しく見せてくれる化粧下地の使用はメリットがあると考えられます。しかし一方では、防腐剤や乳化剤のほか、メイクの仕上がりを調節するために合成ポリマーなどが含まれているものもあり、肌にとって負担や刺激となる可能性があります。

アトピー肌に化粧下地は必要?

油分と水分が混ざりあった乳液状やクリーム状のものには、乳化剤(合成界面活性剤)が含まれています。

化粧下地に使われる界面活性剤は、「乳化」目的のため、クレンジング剤などに含まれる界面活性剤と違って脱脂力が弱いので、肌から油分を奪うことはないと言われています。

しかし、特に肌のバリア機能が低下している場合は、界面活性剤そのものが異物として肌内部に侵入し、刺激となります。さらに化粧下地は、上述の通りメイクの仕上がりをよくするため、様々な化学物質が含まれている可能性があります。

そのため、アトピー肌は、基本的に化粧下地を使わないほうが安心です。

紫外線はどうやってブロックするのがよい?

合成界面活性剤や防腐剤、香料などが含まれていない。もしくは最小限に抑えられているファンデーションやフェイスパウダーを使用し、紫外線対策を行いましょう。

このように記載すると、「ミネラルファンデーション」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、ミネラルファンデーションとパッケージに記載があるからといって、必ずしもお肌に優しいとは限りません。

現在の日本では「ミネラルファンデーション」と表記することについての規制がないため、1%でもミネラル成分が入っていれば、「ミネラルファンデーション」と呼ぶことができます。

アトピー肌の化粧品選び(10)ファンデーション』を参考に、本当に肌に優しい、余計なものが入っていないファンデーションを選ぶようにしてください。

また、ファンデーションと併用して、日傘や帽子なども活用し、アトピーの悪化因子である紫外線をお肌に負担をかけずに効果的にブロックしましょう。

メイクをする時は

メイクをする時は、化粧下地の代わりに肌なじみのよい無添加のオイルを薄くお肌に塗り、数分時間を置いてから、パウダーファンデーションをつけましょう。もしつけ過ぎてしまった場合は、軽くティッシュオフしてください。

ワセリンだと粘度が高く、ベタついてファンデーションがヨレてしまうため、メイクをする時には不向きです。肌なじみのよい無添加オイルであれば、肌に刺激を与えずに保湿できると同時に、パウダーファンデーションをつける時にヨレません。

アトピー性皮膚炎の肌に必要なことは、刺激になるようなものを避け、1日でも早く肌を改善させることです。お化粧をする時も、この点を忘れず、お肌に刺激を与えるものはできるだけ避けるようにしましょう。

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