スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

糖質・脂質の吸収阻害成分「ギムネマ」

更新日:2017/03/23 公開日:2014/05/14

糖質・脂質の吸収阻害

ギムネマはインド原産のハーブの一種で、数千年前からアーユルヴェーダで糖尿病の薬として使われてきました。葉を噛むと甘味を感じなくなる特徴があり、ダイエットの強い味方になります。ここではドクター監修の記事で、ギムネマの働きや効果について解説します。

ギムネマ

砂糖の甘味を感じないギムネマ

ギムネマは、美容と健康に関係する様々な効果を持っています。血糖値の低下、肥満予防、便秘解消、虫歯の予防などが代表的です。

ギムネマはヒンズー語で「グルマール」と呼ばれ、砂糖を壊すものという意味があります。この名前の通り、ギムネマを口に入れると砂糖の甘味を感じにくくなります。

ギムネマの成分であるギムネマ酸は、ブドウ糖と似た構造をしています。砂糖を食べる前にギムネマを口にすると、ギムネマ酸が舌の味蕾(みらい)の感覚を麻痺させるため甘味を感じなくなります。

甘いお菓子などを制限したい人にはとても役に立ち、ハーブティーやサプリメントで気軽に摂ることができます。

血糖値を下げる

ギムネマは腸で糖の吸収を妨害する働きがあるため、血糖値を下げることができます。食べ物が体内に入って消化吸収されると血糖値が上がります。この血糖を処理するために、膵臓からインシュリンが分泌されることになります。

インシュリンの量が少なくなったり食べ過ぎなどで処理しきれないほどの血糖が増えたりすると、糖尿病を発症します。

小腸での糖の吸収を妨害すると、血糖も低くなりインシュリンの分泌量も少なくなります。血液中のインシュリン濃度が低い状態だと、脂肪が燃焼しやすくなるのでダイエットに役立ちます。

二重三重のダイエット効果

他にもダイエットのための効果がギムネマにはあります。血液中の中性脂肪を蓄えにくくすることと、便秘の解消です。

食べ過ぎなどで摂りすぎた糖は、エネルギーとして使い切れずに余ってしまいます。余った糖は脂質に変化して白色脂肪細胞の中に溜め込まれることになります。こうして体脂肪が増えていきます。

また便秘をしていると血行が悪くなり、老廃物の排出もスムーズにできなくなります。便秘を解消すると血行が促進されて代謝も上がり、脂肪燃焼が活発になります。小腸でギムネマが糖の吸収を邪魔すると、吸収されずに残った糖が食物繊維のような働きをして腸内をキレイに掃除していくのです。

このように、ギムネマは多方面から脂肪を減らし、ダイエットの手助けをしています。

ヘルスケア本