女性用の育毛剤には使用方法の違いや薬事法による分類、効能別などによってさまざまな種類にわかれます。それぞれの分類ごとに、女性用育毛剤の種類と効果について紹介します。
女性の薄毛対策に使用される育毛剤の特徴・種類
医薬部外品(薬用化粧品)である育毛剤は、メーカーによってさまざまな特徴があります。医薬部外品として、どのような効果が認められているのかを確認できると、自分の薄毛の状態に合ったものを選ぶことができます。主に次のように分けられます。
血行を促進する育毛剤
育毛剤に配合されるのは糖類や各種アミノ酸、脂肪酸などの栄養素の他、さまざまな効能を持つ植物エキスも含まれています。
他にも殺菌作用や抗炎症作用によって頭皮の炎症を防ぎ雑菌の繁殖を抑えたり、保湿効果によって頭皮の乾燥を防ぐなど、頭皮環境を整えて脱毛を防ぎ毛髪の成長を促すことを目的とした育毛剤もあります。
育毛剤を選ぶために!医薬品、医薬部外品、化粧品の違いをチェック
本来、育毛剤と位置づけられるのは医薬部外品(薬用化粧品)になりますが、間違った情報が広まっていることもあり、ネットでも育毛剤の定義から外れた説明が見られます。よく見極めるためにも、その製品がどのような「分類」にあたるのかをチェックするようにしましょう。
医薬品
医薬部外品や化粧品と違い、明確に効果・作用が認められているのが医薬品。効果が高い分、副作用もあります。また、ドラッグストアなどで購入できる第1類~第3類の医薬品、医師の処方せんでのみ処方される医療用医薬品もあります。また、医薬品の製品には「発毛剤」という、発毛効果を明記することができます。発毛とは、育毛効果よりも明確な髪を生やす効果です。
医薬部外品の育毛剤
効果がゆるやかで、副作用のリスクも比較的少ない「医薬品」と「化粧品」の中間に位置する製品。薬事法で認められた成分に限り効果・効能をうたうことが許されています。なお「薬用」と付いているものも医薬部外品にあたり、育毛剤には主に「薬用」と記載されています。確認したいのは、まず「育毛剤」と記載のある製品に、「薬用」や「医薬部外品」という記載があるかどうかです。
化粧品
化粧品は効能をうたうことは許されていません。その作用は医薬部外品よりも、さらにおだやかであるためです。頭皮を清潔に保ち、保湿成分によって潤いを与えるタイプの育毛剤には、化粧品分類のものも多くあります。育毛剤(医薬部外品)でないのに、あたかも育毛効果があるように見せる広告や製品があるので注意しましょう。
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