スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

出血性膀胱炎の症状と原因

更新日:2018/04/26 公開日:2014/08/01

膀胱炎の症状と基礎知識

膀胱炎のなかには排尿時に血が混じる出血性膀胱炎があります。原因としてはウイルス感染や医薬品の服用など、いくつかあります。また出血性膀胱炎が疑われる特徴など、ドクター監修記事で詳しく解説します。

出血を伴う膀胱炎とは

膀胱炎は膀胱の粘膜に炎症が起こる症状ですが、出血性の膀胱炎は膀胱粘膜の全体から出血している状態です。主な症状としては、膀胱粘膜からの出血が尿と混じって血尿(けつにょう)が出ます。また、尿意が増してトイレに行く回数の増加や排尿時の痛み、残尿感などもあります。

はっきりと尿に血が混じっていたり、血の塊が見られる重度な場合もあれば、肉眼では確認できないくらいの血尿もあるため、排尿を見るだけではわからない軽度の場合もあります。

出血性膀胱炎の原因

・ウイルスによる原因

子供の場合、出血性膀胱炎の原因としてウイルスが多いとされています。排尿時に痛みがあり、真っ赤な血尿が出ます。ただ、このウイルスに効く薬は今のところ無いため、自然治癒が基本となります。全身性の異常がないか注意深く見守るとよいでしょう。

・医薬品による原因

また、医薬品による出血性膀胱炎もあります。原因となる医薬品は多く、主に抗がん薬や免疫抑制薬、抗アレルギー薬があります。また抗生物質や漢方薬が原因となる報告もあります。近年では、それを防ぐための薬剤を併用して防ぐ方法もあるので、全ての医薬品にリスクがあるわけではありません。

・放射線治療による原因

がん治療などでうける放射線治療の後遺症としてもみられることもあります。過去に放射線治療をうけた履歴から原因を判断する場合もあります。

早期発見と対応のために

以下のような症状があてはまる場合には、出血性の急性膀胱炎の可能性があります。もちろん、これらにあてはまるからといって出血性膀胱炎であるとは一概には言えませんが、症状が軽いと感じたとしても念のために医療機関での診断をおすすめします。

  • 排尿時に痛みを感じる
  • 一日に何度もトイレに行きたくなる
  • 尿に血がまじっている
  • 残尿感がある

急性膀胱炎かな?と思ったら、まずは問診や検査をしっかりすることです。正確な診断で、その原因を明確になれば、効果のある治療が可能です。薬剤による出血性膀胱炎が疑われる場合には、診察時に服用している薬剤の種類や服用期間をメモしておいて、医師に伝えておきましょう。

急性膀胱炎の症状である血尿について、詳しくは『膀胱炎の症状(1)血尿など尿の変化』をご覧ください。

出血性膀胱炎以外の膀胱炎について、詳しくは『間質性膀胱炎の症状と原因』『急性膀胱炎の症状と原因』『なかなか治らない慢性膀胱炎の症状、治し方』をご覧ください。

ヘルスケア本