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膀胱炎の市販薬の種類と正しい選び方

更新日:2016/12/09 公開日:2014/08/01

膀胱炎の治療と薬

出血やひどい痛みといった膀胱炎の症状が出たときは、医療機関で抗菌薬(抗生物質)を処方してもらうことで症状が軽減できますが、初期段階で軽症あれば、市販の薬での対処を考えてみても良いでしょう。ここではドクター監修のもと、膀胱炎の症状に働きかける市販薬の種類と特徴について解説します。

膀胱炎の市販薬の種類と正しい選び方

急性膀胱炎(以下膀胱炎)をしっかり治すには、医師の処方のもと、抗菌薬で原因菌からなくすことが必要ですが、忙しくて通院の機会を逸してしまう人も少なくありません。

しかし、まだ症状が軽い膀胱炎の初期段階に限り、生薬の効能を生かした市販薬の服用で悪化を防ぐことも期待できると言われています。

今回は膀胱炎の症状を改善させる効果があるとされる市販薬について、その仕組みと使用上の注意などについて解説します。

膀胱炎発症の仕組みに添った効能

膀胱炎を治すためには、生活の中で意識して水分をよく摂り、排尿を促し、積極的に菌を体外に出すことが効果的です。

古くからある漢方薬の中には、利尿作用を持つ生薬を活用したものがあります。例えば、タクシャやチョレイなどは、高い利尿効果があると言われる五苓散の処方製薬となっています。

現在、このような漢方薬の仕組みを取り入れた薬がいくつか市販薬として売られています。利尿作用を促進する生薬を活用したものですが、その他に抗菌作用を持つ生薬も加えて配合することで膀胱炎への対処能力を高めているものもあります。

市販薬はこんなときに重宝

膀胱炎に働きかける市販薬には、利尿作用のある漢方処方のものが多くあります。抗菌薬のような強力な殺菌力はありませんが、膀胱炎の初期と言える状態なら、膀胱の炎症を抑えながら、排尿を促進することで菌を洗い流すことが期待できます。

症状が軽い場合で病院に行く時間がないという方は、対処法の選択肢のひとつとしてみても良いでしょう。

服用に当たっては、使用上の決まりを守ることはもちろん、生活のなかで水分をたくさん摂って利尿を促すことで効果を高めることができます。市販薬は、菌を殺すことではなく生薬の成分を活かして菌を排出することに重点を置いていますので、普段の生活からその働きを後押しすることが大切です。

悪化してきたら迷わず受診を

そもそも市販薬は頓服的なものであり、長期服用するものではありません。膀胱炎の初期段階で市販薬を使用しても効果が現れなかったり、さらに悪化してしまった場合は、市販薬は中止して、医師の診察を受けましょう。

漢方薬は、体質によって、向き不向きがあります。薬局で相談の上、症状や体質に合ったものを選んでください。

また、効き目のゆるやかな漢方薬とは言え、薬ですから副作用もあります。妊娠中、授乳中の方は自己判断で使用せずに、医師の指導を受けることをオススメします。

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