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坐骨神経痛の鍼治療(鍼灸)の内容と効果

更新日:2016/12/09 公開日:2014/09/01

坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)は、症状を表す言葉であって病名ではありません。人の体の中で最も大きな神経である「坐骨神経(ざこつしんけい)」。その太さは親指ぐらい、長さは約1mもあります。その坐骨神経が圧迫を受けたり、炎症を起こすことで、痛みやしびれの症状が起こることを「坐骨神経痛」といいます。

坐骨神経は、腰から骨盤、お尻、太ももの裏側を通り、ひざ裏の少し上辺りから2つにわかれ、足先まで繋がっています。お尻からふくらはぎまでの足の裏側の筋肉や、膝下の皮膚感覚の大部分は、この坐骨神経によって支配されています。

そのため、その症状はお尻、太ももの裏側や外側に出ることが多くなります。症状がひどい場合は、ふくらはぎやくるぶし、足の裏、足の甲、足先にまでおよびます。発作的に痛みが起こることもありますが、多くは慢性的に痛みが継続します。痛み方もさまざまで、焼けつくような痛み、切られるような痛み、ひきつるような痛みなどがあり、激しい痛みで立っていることがつらくなったり、歩行が困難になったり、夜眠れなくなったりと、日常生活に支障をきたすこともあります。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛は、腰痛持ちの人に起こりやすい症状と言えます。腰痛時に一時的な痛みの緩和を続けるだけで、根本的に腰を治していないため、弱くなっている腰が坐骨神経痛を発症するのです。

慢性的な腰痛以外に坐骨神経痛の原因としてあげられるものに、腰椎椎間板ヘルニア、分離滑り症などがあります。中でも腰椎椎間板ヘルニアによって起こることが多いようです。これは、ヘルニアによって坐骨神経が圧迫されるため炎症を起こし、痛みやしびれを誘発するものです。

このように原因が特定できるものもありますが、病院で検査を受けても、その原因がはっきりしないことも多いようです。

坐骨神経痛に効果的な鍼治療

鍼治療では、鍼を刺入する刺激によって筋肉や神経へ流れる血液量を増加させ、筋肉の緊張をほぐします。そのため、筋肉の緊張によって圧迫されていた神経への刺激が和らぎ、炎症が抑えられるので、痛みが緩和されます。坐骨神経痛の場合の多くは、全身の筋肉の緊張、特に腰と背中の筋肉の緊張が強いため、その緊張をほぐすことが大切です。

また、気の流れが悪くなりバランスが崩れている場合、鍼治療により、気の流れをよくしてバランスを整えるなど、自然治癒力を高めることができます。

このように、鍼治療は坐骨神経痛に対して、非常に有効ですが、今までにまったく腰痛がなかったのに坐骨神経痛が起こった場合は、重大な疾患(脊椎や骨盤内の腫瘍など)が隠れていることも考えられるので、早めに専門医による検査を受けることをおすすめします。

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