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発達障害による不登校・引きこもりの現状と対応方法

更新日:2016/12/09 公開日:2014/10/01

発達障害・子供の精神障害

発達障害をもつ子どもの中には、不登校や引き込もりの状態にある子も少なくありません。ここでは、発達障害による不登校や引きこもりの現状と、どのようにその状況を改善していくべきかについて解説します。

発達障害による不登校・引きこもりの現状と対応方法

周囲とうまくコミュニケーションをとることを苦手とする発達障害の子どもが、不登校や引きこもりといった状況に陥ることは少なくありません。実際の現状と、そういった場合に周囲はどう対応すべきかについて解説します。

発達障害による不登校(引きこもり)の現状

発達障害を持っている子どもは、普通の子に比べて不登校リスクが高いと言われています。調査結果によって数値にばらつきがありますが、2007年には不登校の子どものうち 6%がアスペルガー症候群、67%が広汎性発達障害…という統計が出たこともありました。

文部科学省は小中学生全体の6%以上が特別な支援を必要としている、という統計値を出しており、発達障害による不登校リスクは決して人ごとではありません。現実問題として、20人に1人を超える比率で、不登校リスクが高いとされる発達障害の子どもがいるのです。

しかし、発達障害を過度に恐れる必要はありません。発達障害の症状を理解し、徐々に社会適応を進めていけば、大部分は問題なく生活できるまでに順応していきます。あくまでも「普通より不登校になりやすい繊細な子ども」と認識するべきで、必要以上に不安視することはないのです。

発達障害による不登校児への対応方法

発達障害というのは社会の中で生活していく上で、決して小さくないハンディキャップです。しかし、発達障害を持っていても不登校にならない子どもは存在しますし、逆に発達障害を持っていなくても学校に行けなくなる子もいます。

要するに、「発達障害だから不登校になる」というわけではないのです。もちろん「不登校の子どもは発達障害である」という考え方も成立しません。

ただ、発達障害を持っている子どもは学校に馴染みにくい、というのは事実であり、学校へ復帰するために一定の支援が必要なのは間違いないでしょう。どのような発達障害を持っているのかを保護者と学校側が正確に理解し、その子に合わせたサポートを行う必要があります。

また、不登校の予防として、あらかじめ同級生やその保護者に、子どものハンディキャップについて知ってもらうということも必要です。

発達障害への理解を深め、親、教員といった周囲の大人が子どもの個性を尊重してあげられる環境を用意すれば、少しずつ状況が改善していくでしょう。