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大人ニキビの治し方と効果的な治療法

更新日:2017/08/04 公開日:2014/11/28

大人ニキビの原因や治療法について詳しく見てみましょう。

大人ニキビの原因を知って治す

大人になってから発生するニキビの主な原因は男性ホルモンの増加、そして角質層の水分量の減少です。

男性ホルモンのアンドロゲンは、皮脂分泌を促進する、肌の角質を増やすといった作用を持っています。角質が増えると角栓による毛穴詰まりが起こりやすくなり、また、皮脂が増えると毛穴の中に皮脂が溜まり、ニキビが発生し、悪化しやすくなります。つまり、男性ホルモン過多の状態になるとニキビの発生率が増加してしまうのです。

また、男性ホルモンが増加すると、肌の角層内の水分量が減少して肌のバリア機能が低下します。バリア機能が低下した肌は乾燥しやすくなり、乾燥した肌は皮脂を必要と感じて皮脂を過剰に分泌させます。それによってさらにニキビが発生しやすくなるのです。

大人ニキビの主な治療法

それでは、20代以降に発生する大人ニキビの一般的な治療法について確認しましょう。

薬を使った大人ニキビの治療法

  • 抗生物質

アクネ菌は、ニキビの中で皮脂をエサに増殖し、炎症を引き起こす細菌です。抗生物質はアクネ菌を殺菌するため、炎症を起こしている赤ニキビの治癒を早めることができます。ただし、ニキビの予防には繋がらないので、根本治療にはなりません。

  • レチノイド製剤

レチノイド製剤は、ディフィリンゲルという商品名で処方されている外用薬です。ニキビの原因となる毛穴詰まりを予防するので、新しいニキビが発生しにくくなるのが特徴。ただし、発赤などの副作用も報告されています。

  • 過酸化ベンゾイル

アメリカではニキビ治療のスタンダードとなっている医薬品です。ピーリング作用があるので、角栓を除去して肌をキレイにしてくれる効果があります。ただし、日本では未認可なので保険適用外となる上、刺激が強く発赤などの副作用の報告も少なくありません。

  • 漢方製剤

漢方は副作用が少ないため、安心して使うことができるのが特徴です。ただ、作用も穏やかなので、漢方だけで完治を目指すのは難しいでしょう。あくまでも補助的な治療であることを認識したうえで使用しましょう。

  • ピル

大人ニキビの根本原因である男性ホルモンを抑制するためには、女性ホルモン優位の状況を作らなければなりません。そのため、女性ホルモンを補充するためにピルを処方することで、ニキビができにくい肌質へと導くことができるのです。ほぼ唯一の根本治療といわれるホルモン治療に用いられる薬といえます。

医療施術による大人ニキビの治療法

  • ホルモン治療

大人ニキビの主原因は男性ホルモンですから、女性ホルモンを優位にするためのホルモン治療はほぼ唯一の根本治療です。ピル処方のほか、イソフラボンの投与などが行われています。

  • ピーリング

酸性の薬剤を塗布して、肌表面の古い角質を落とす治療法です。角栓による毛穴詰まりを改善へと導くことができますが、刺激が強いので炎症ニキビには不向き。また、角質が除去されて一時的に肌バリア機能が低下するので、新たなトラブルを生む可能性もあります。

  • レーザー治療

ニキビ表面に穴を開けて中の皮脂を除去する炭酸ガスレーザーなどがあります。ただし、あくまでも補助的な治療法なので、飛躍的な効果は望めません。

  • 面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)

専用の機械を使って毛穴の中に詰まった皮脂や汚れを取り除くことで、ニキビの治癒を早める治療法です。ただし、対象療法に過ぎないのでニキビ予防には繋がりません。あくまで、軽度ニキビに対する応急処置です。

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