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出来始めのニキビ「微小面皰(角栓発生)」の治し方

更新日:2017/08/10 公開日:2014/11/28

ここでは、ニキビの最初期にあたる微小面皰(びしょうめんぽう)の発生メカニズム、治療法について見てみましょう。

ニキビは角質層が固くなることが原因

ニキビは、肌の表面にある角質層が柔軟性を失い、異常角化という状態に陥ることから始まります。異常角化を起こすと、毛穴が小さく硬くなるうえ、角栓が生じやすくなり、毛穴の出口が角栓で塞がる毛穴づまりが発生します。この状態がもっとも初期のニキビで、正式名称では微小面皰(びしょうめんぽう)と呼びます。角栓で塞がれた毛穴内部に皮脂が溜まり、その皮脂をエサにアクネ菌が増殖を始めることで、ニキビが悪化していきます。

ニキビの進行段階については『ニキビの基礎知識(3)ニキビの種類と症状』で詳しく解説しています。

ちなみに、微小面皰の段階では小さすぎて肉眼では見えません。そのため、微小面皰の段階で気づいてケアをすることは難しいといわれています。

角質層の異常が起こる原因

角質層の異常角化が起こる原因は、男性ホルモンにあります。女性の体内でも男性ホルモンは作られており、男性の体内でも女性ホルモンは作られています。男性ホルモンには、皮膚を硬くして毛穴を小さくする作用があるため、体内のホルモンバランスが男性ホルモン優位に傾きすぎると、角質層の異常角化が誘発されるのです。

実際、ニキビ患者の血清を調べてみると、男性ホルモンの数値が明確に高くなっています。ニキビができやすい肌質を根本から改善するには、まず、男性ホルモン優位の状態を脱し、ホルモンバランスを整えることが大切です。

出来始めのニキビの治し方

微小面皰など、初期のニキビを治すためにはどのような治療法があるのでしょうか。まだ、炎症もなく、目立たない状態なので、炎症を抑える抗生物質での治療は意味がありません。角質層の異常角化を抑制するというアプローチが必要です。

ニキビ肌の改善につながるホルモン治療

第一選択となるのは、男性ホルモンを抑制してホルモンバランスの乱れを解消するホルモン治療です。ニキビ発生の根本原因を取り除くわけですから、くりかえすニキビ、慢性的なニキビ肌をしっかりと改善していくことが可能となります。ホルモン治療を行うと角質層の異常角化が緩和され、角栓発生による毛穴詰まりが起こりにくくなります。ニキビの治療はもちろん、予防にも繋がる根本的治療法です。

外用薬による治療で微小面皰の発生を抑える

外用レチノイド(ディフェリンゲル)、過酸化ベンゾイル、サリチル酸ワセリンなど、角質層の異常角化を防ぐ作用を持った外用薬を塗ることで、面皰が発生するリスクは低くなります。しかし、これらの外用薬には皮膚刺激などの副作用があり、ノーリスクの治療とはいえません。特に過酸化ベンゾイル、サリチル酸の2つは角質層を溶かす強力な薬品なので、肌のバリア機能を弱め、別のトラブルを引き起こす恐れもあります。特に敏感肌の人は注意が必要です。

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