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肥満とは

更新日:2016/12/09 公開日:2014/12/08

肥満の原因・症状

「肥満」の人は、年々増加傾向にあり、社会問題にもなっています。しかし、どうして肥満になることが、それほど問題視されているのでしょうか?そこで今回は、肥満のリスクについてご紹介していきます。

肥満ってどういう状態のこと?

「肥満」とは、単に見た目が太っていることではなく、体に脂肪が過剰に蓄積された状態のことです。その判定基準には、さまざまなものがありますが、現在、国際的に広く使われているのは、「BMI(Body Mass Index、肥満指数)」というもので、次のような計算式で求めることができます。

BMI値=体重kg÷(身長m×身長m)

日本肥満学会が定めた判定基準では、BMI22を、もっとも病気にかかりにくい「標準体重」とし、BMI25以上を肥満と定義しています。

肥満は増加している

肥満は、世界的に蔓延し始めていますが、日本も例外ではなく、年々増加傾向が続いています。その傾向は、とくに男性に顕著で、40〜60代の男性にいたっては、BMI25を超える人が、全体の30%を超えるまでになりました。

ただし、国際基準では、BMI30以上を肥満と定義しているので、日本の判定基準は、かなり厳しいものです。「だったらそんなに心配する必要ないのでは?」と思うかもしれませんが、実はこれには、きちんとした理由があるのです。

日本人は肥満に対する抵抗力が弱い

日本の肥満判定基準が、国際基準に比べて厳しいのは、日本人は、BMI25を超えたあたりから、「糖尿病」などの発症率が急激に高まるからです。これは遺伝的に日本人が、欧米人に比べて、血糖値を下げる「インスリン」の分泌量能力が低く、糖尿病にかかりやすいことに関係しています。

また肥満は、「糖尿病」だけでなく、「高血圧」や「脂質異常症」のリスクも高めます。そして、肥満を放置していると、これらの生活習慣病が進行し、やがて血管が傷ついて弾力を失い、「動脈硬化」を引き起こすのです。

日本人の死因の第2位は脳卒中(脳梗塞や脳出血)、第3位は心臓病(心筋梗塞や狭心症)ですが、これらの要因は、生活習慣病による動脈硬化です。そして、この動脈硬化を発症、進展させる原因の中で、もっとも重大とされているのが「肥満」なのです。

肥満や肥満傾向にあるという人は、乱れた食生活や運動不足を改め、できるだけ標準体重にまで、体重を落とすようにしましょう。