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BMI(肥満指数)の計算方法

更新日:2017/05/14 公開日:2014/12/08

肥満の原因・症状

「肥満」とは、体に過剰な脂肪が蓄積した状態のことを指しますが、肥満かどうかの判断は、どのような計算で算出されるのでしょうか?そこで今回は、BMI(肥満指数)を中心に肥満の判定基準をドクター監修の記事でご紹介します。

肥満かどうかの判定基準は?

「肥満」とは、体に過剰な脂肪が蓄積した状態のことですが、どこからが肥満で、どこまでなら適正な体重と言えるのでしょうか?個人的な主観に頼ってしまうと、ある人にとっては、理想的なプロポーションに見えても、別の人から見ると「もっと痩せたほうがいい」と感じてしまうこともあり得ます。

そこで、共通の認識を持てるように、肥満の判定基準として用いられているのが、「BMI(Body Mass Index:肥満指数)」です。BMIは、次の方法で計算することができます。

【BMIの公式】

BMI値=体重kg÷(身長m×身長m)

たとえば、身長170cmで65kgの人の場合は、「65÷(1.7×1.7)=22.49」という計算になります。

日本肥満学会が推奨する「標準体重」とは

日本肥満学会が定めた判定基準では、BMI22をもっとも病気にかかりにくい「標準体重」としており、BMI25以上、CT測定した内臓脂肪面積が100cm2以上を肥満としています。

【日本肥満医学会の肥満度判定基準】

低体重(やせ)…… 18.5未満

普通体重…… 18.5以上25未満

肥満(1度)……25以上30未満

肥満(2度)……30以上35未満

肥満(3度)……35以上40未満

肥満(4度)……40以上

2011年に策定されたガイドラインの中では、これまでの研究に基づいてBMI値、内臓脂肪面積だけでなく、ウエスト周囲の長さが男性の場合82cm~86cm(平均85cm)、女性は79cm~83cm(平均80cm)以上の場合も肥満症にともなう病気にかかりやすいことが示されています。

体脂肪率も測ろう

ただし、BMIでは、体についている脂肪量と筋肉、骨といった要素の区別はできません。このため、筋肉隆々のプロレスラーのような体型の人は、例え脂肪がほとんどついていなくても、BMIが30を超えてしまう可能性があります。そこで、もう1つの指標となるのが「体脂肪率」です。

体脂肪率とは、体全体に占める脂肪の割合を示すもの。正確に測定するには、かなり大掛かりな装置が必要ですが、最近では、手軽に使える家庭用の体重体組成計が、かなり普及しています。

家庭用の体重体組成計は、「インピーダンス法」といって、体に微弱な電流を流し、その際の電気抵抗値を計測して、体組成を推定する方法が採用されています。このため、正確な体脂肪率を測定できるわけではありませんが、おおよその数値を把握するために、利用してみるとよいでしょう。

適正とされる体脂肪率は、男性が10%~19%、女性が20%~29%で、これを上回ると、肥満ということになります。