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美顔器でコスメ成分が浸透しやすくなる理由

更新日:2017/05/11 公開日:2015/03/01

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美顔器を使用することでコスメに含まれている美容成分が肌に浸透しやすくなります。しかし、美顔器によっては成分と相性が合わない場合もあります。
ここでは、「超音波美顔器」「イオン導入美顔器」「美顔ローラー」の仕組みをそれぞれ解説し、適したコスメの選び方についてご紹介します。

振動による空洞化現象を利用している「超音波美顔器」の場合

皮膚を外部刺激から守っているのは肌表面にある角質層です。角質層はバリア的な役割を担っているため、肌に塗られたコスメ成分もシャットアウトしようとします。
そこに超音波をあてて1秒間に100万回以上もの振動を与えると、角質層に一時的に小さな空洞がつくられ、浸透を妨げる力を弱めることができるのです。
このように肌の隙間にコスメ成分を入れ込むような仕組みとなっているため、成分の性質に左右されることなく浸透させることができます。また、次に説明するイオン導入には不向きなビタミンAやコラーゲン、ヒアルロン酸なども超音波は浸透させることができます。また、細胞間に隙間を生じさせて浸透させるメカニズムを利用して、バリア機能を高める作用のあるセラミドをとり入れるのもおすすめです。

電流の反発力を利用している「イオン導入美顔器」の場合

先ほどお伝えしたように、皮膚の表面は角質層で保護されています。ここに微弱な電流を流すことで角質層にある電気の膜を弱めるのが、イオン導入の仕組みです。
さらに、マイナスイオンを帯びている成分に同じマイナスイオンの電流をあてて、電気の反発し合う原理も利用しています。こうすることで、成分は押し込まれるようにして肌に浸透していきます。
このように角質層のバリア機能を弱めたうえで肌の奥に成分を押し届けるイオン導入は、コスメを普通に塗っただけでは得られない浸透力の高さが特徴です。イオン導入に適しているビタミンCの皮膚浸透性を検証したデータによると、家庭用イオン導入器でも、普通に塗布した場合に比べて2.2倍以上も成分が浸透するといわれています。
ビタミンCのほか、プラセンタやトラネキサム酸といった粒子の小さな成分がイオン導入には適しています。逆に、粒子の大きなコラーゲンやヒアルロン酸などは不向きですので、超音波を使いましょう。
また、イオン導入器に用いるコスメは電気を通しやすい液状の化粧水や美容液を選んでください。油分の多いクリームや乳液は適していません。

マッサージによる血行促進効果を利用している「美顔ローラー」の場合

私たちの肌は血流が悪くなると、全体的に機能が衰えます。成分を肌の隅々まで十分に行き渡らせて肌そのものの働きを向上させるためには、血行を良くしておくことがとても大切です。
そこで有効なのが、肌を効率よく温めることのできる美顔ローラーを使ったマッサージ。肌を揉みほぐしたり振動を与えたりすると温かくなるのは、皮膚の血流が増加しているということです。血管や周りにある神経を適度に刺激すると血管は広がり、血流を妨げる筋肉の固まりを防ぐことで血行を改善することができます。
ローラーの構造によって肌への働きかけは大きく異なりますが、エステティシャンの指の動きを再現した美顔ローラーを使った場合では、顔全体に10分間使用したところ血流量が53%もアップしたとの検証データもあるほどです。
さらに、肌の表面温度が上がると浸透率が高まることがわかったという化粧品会社の報告もあります。
美顔ローラーで血行を良くして、肌に必要とされるコスメ成分を与えてあげましょう。湯船につかりながら美顔ローラーをやさしく転がした後にコスメを塗るとより効果的です。

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