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性器ヘルペスとは?男女で違うヘルペスの症状

更新日:2018/03/02 公開日:2015/01/30

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性交渉がきっかけで感染する性器ヘルペス

性感染症のひとつである性器ヘルペスは、一体どんな病気で、何が原因で起こるのでしょう? また、なぜ再発を繰り返すのでしょう?単純ヘルペスウイルス2型というウイルスの存在や、水ぶくれができる特徴的な症状など、性器ヘルペスの基本情報をまとめました。

一般的な性感染症のひとつ

性器ヘルペスは最も一般的な性感染症のひとつで、「Genital Herpes」の頭文字を取って「GH」と呼ばれています。性的な接触によってウイルスが感染し、性器やお尻の周辺に水ぶくれができる病気です。原因である単純ヘルペスウイルスには1型と2型があり、主に下半身に症状が出るものを2型と言います。

このウイルスの特徴は、初感染後に免疫ができても、体力の低下や外傷などの機会があれば再発を繰り返すということ。ヘルペスウイルスが一度体内に入り込むと、腰仙骨神経節(腰周りの神経の根元)の神経細胞に棲みついて潜伏してしまいます。これを「潜伏感染」といい、何らかの刺激を受けるとウイルスが再び暴れ出し、皮膚や粘膜に出てきて再発してしまうのです。

日本における性器ヘルペス患者数は、推定年間72,000人。そのうち、男女とも20代以降の性的活動が活発になる年代に多くなります。どの年代でも男性より女性の患者数が多く、女性がかかりやすい病気です。また、単純ヘルペスウイルス2型に感染している人のうち、60%は何らかの症状があるのに本人は気づいていないと言われています。自覚症状がない場合も多く、患者本人が病気に気がつかないまま、性行為を通して感染が広がっている現状です。

初感染は女性の方が重症化しがち

性器ヘルペスに初めてかかった場合、セックスなどでウイルスに感染してから4~10日の潜伏期をおいて発症します。最初は感染部位に水ぶくれができ、やがてつぶれて、ただれたような潰瘍性の病変がたくさんできます。症状は男女で異なり、以下のようになります。

[男性]

・患部…亀頭や陰茎体部が多く、太ももやおしり、肛門周囲、直腸粘膜に出ることもある。

・症状…最初は患部の表面にヒリヒリ感やむずかゆさなどを感じ、2~10日ぐらいでかゆみを伴った赤いブツブツや水ぶくれができる。それが破れて潰瘍ができると強い痛みがあり、発熱を伴う場合も。太もものリンパ節の腫れや痛みもみられる。

[女性]

・患部…外陰、腟の入口とおしりが多く、子宮頸管や膀胱まで感染が広がることもある。

・症状…患部に水ぶくれや潰瘍ができ、強い痛みで排尿が困難になったり、発熱を伴ったりすることも。同時に太もものリンパ節の腫れや痛みがみられる。まれに、ウイルスが髄膜にまで達して髄膜炎を起こす場合もあり、そうなると激しい頭痛に悩まされ、排尿困難や便秘などを伴うこともあります。

男女ともに、再発の場合は小さな水ぶくれや潰瘍ができるだけの軽い症状ですむのが一般的です。再発する前に神経痛のような症状が出たり、局所がムズムズする違和感を感じたりすることもあるようです。

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