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性器ヘルペスの原因、感染経路と予防方法

更新日:2018/05/01 公開日:2015/01/30

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性器ヘルペスは性的な接触でうつる病気です。しかし、パートナーが性器ヘルペスだと、必ずうつってしまう訳ではなく、感染しやすいタイミングというものがあります。パートナーときちんと症状を共有し、日常生活で気をつけていれば、ある程度は予防できるのです。原因、感染経路、予防方法を事前に知っておくことが大切です。

性器ヘルペスの感染経路について

性器ヘルペスの初感染は主に性行為が原因で、風邪のように空気感染や飛沫感染はしません。セックスの相手の性器にできていたヘルペスからうつったと考えられます。いくら健康な人でも、皮膚や粘膜にできた目に見えないくらいの小さな傷からうつる可能性があるのです。また、相手に症状が出ていなくても、性器の皮膚や粘膜にウイルスが出てきているおそれも。実際にアメリカでの調査によると、パートナーへの感染の約7割は、感染源となった人に症状の自覚がないときに起こっていたそうです。

性行為以外でも、口唇ヘルペスのウイルスがオーラルセックスで性器に感染したり、自分の口唇ヘルペスを手で触った後、性器に触れたりすることで性器ヘルペスを発症する場合もあります。また、ウイルスがついたタオルや西洋式便座からうつるケースも考えられます。

再発の場合は、免疫力の低下や局部的な損傷、ストレスがきっかけとなります。疲労が溜まっているときや生理前、セックスによる皮膚の摩擦があるときはもちろん、アルコールを飲み過ぎたり、強い日光や紫外線を浴びたりしたときも注意が必要です。

性器ヘルペスの症状

性器ヘルペスの症状は、急性型・再発型・誘発型に分けられます。

急性型は初めて感染し発症したタイプの性器ヘルペスで、3つの中で一番症状が重くなるとされています。前駆症状として外陰部の不快感やかゆみが起こった後、発熱や倦怠感・リンパの腫れ・激しい痛みなどが現れます。男性では亀頭・包皮・陰茎、女性では外陰部や膣・子宮頚部に赤いブツブツや水ぶくれ・潰瘍などができます。また、まれに男女ともに臀部や肛門、太ももまで症状が現れる場合もあるようです。

再発型は過去に性器ヘルペスに感染して発症したタイプの性器ヘルペスです。疲労や生理、性交などが原因になって発症しますが、症状は急性型に比べて軽いものになります。

誘発型は性器ヘルペスに感染して無症状だったタイプのもので、初めて症状が現れたものです。免疫のひどく低下している場合は、重症化するケースもあります。

性器ヘルペスの合併症や関連する病気

症状が重くなりやすい急性型の場合、重症化すると髄膜炎を合併することがあります。そして、妊婦が性器ヘルペスに感染した場合には新生児にも感染するリスクがあります。

性器ヘルペスの予防

性病の多くはコンドームで予防できますが、性器ヘルペスの場合、コンドームで覆われる部分以外にウイルスがいれば、感染する可能性があります。よって、完璧な予防法はないのです。大切なのは、症状の出ている人と性行為しない、患部を触らない、患部を触った際はよく手を洗う、不特定の人との性行為は避けることです。

性器ヘルペスは、症状がない時はウイルスが出ている量が少なく、感染する可能性は低いとされています。固定したカップルでパートナーに感染する確率は、約10%という数字もあります。ヘルペスウイルス自体は熱や乾燥に弱く、通常の環境中ではあまり安定しないため、神経質になりすぎる必要はありません。

パートナーに性器ヘルペスの症状が出ている場合は、トイレなどで患部に触った後に石けんで手を洗ってもらい、洋式トイレの便座にウイルスがつくこともあるので、患部をガーゼなどで覆ってもらいましょう。また、自分がトイレを使用する前に消毒用エタノールで便座を拭いたり、タオルを分けたりといった対策でも感染を予防できます。

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