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性器ヘルペスの薬の種類について

更新日:2018/05/01 公開日:2015/01/30

性器ヘルペスは、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬を用いた治療を行います。薬の種類には飲み薬や塗り薬があり、病院へ行けばドクターが症状や体質に合わせた最適な処方をしてくれます。また、治療期間や市販薬の有無、再発を予防するための薬など、薬と治療にまつわる情報をまとめています。

病院で症状に合わせた薬を処方してもらう

性器ヘルペスの抗ウイルス薬は、国内では医師の処方を必要とする薬品に指定されています。よって、病院での治療が基本であり、ドラッグストアなどで市販薬は販売されていません。病院では医師の診断により、症状が出ている場所や程度によって以下の薬が使い分けられています。

口唇ヘルペスの市販薬は性器ヘルペスにも有効なのか

性器ヘルペスの薬と成分が似ている口唇ヘルペスの市販薬や、個人輸入代行業者を介した薬をインターネットなどで入手する人もいると聞きますが、それは危険をともないます。実際は他の性感染症であった場合、自己判断で薬を使用すると、かえってウイルスが広がったり、症状が悪化したりするおそれがあるからです。また、副作用についても自己責任となってしまいます。性器ヘルペスの症状が現れた場合は、必ず医師へ相談しましょう。

性器ヘルペスの治療薬について

急性型の性器ヘルペスの治療には、アシクロビル(ゾビラックス)やバラシクロビル(バルトレックス)などが処方されます。再発例で症状が軽微な場合には、アシクロビル軟膏を塗布するケースもあります。治療薬の詳細について下記にまとめました。

バルトレックス

有効成分:塩酸バラシクロビル

治療:内服薬

用法:錠剤(塩酸バラシクロビル500mg)を1日2回服用

ゾビラックス

有効成分:アシクロビル

治療:内服薬、外用薬

用法:錠剤(アシクロビル200mg)を1日5回服用。外用薬は1日数回、患部に塗布する。

性器ヘルペス再発抑制療法について

性器ヘルペスに感染していると診断された場合、5~10日間、処方された薬を内服または軟膏塗布します。患部が治ったら治療は終了です。ただし、性器ヘルペスにかかった場合、1年以内に8割以上が再発するといわれているので、その後も体調管理などの注意が必要です。

再発を頻繁にくり返す場合は、「性器ヘルペス再発抑制療法」という治療法もあります。基本的に、年6回以上再発をくり返す人が対象であり、抗ウイルス薬であるバルトレックスを1日1回飲み続けることで、性器ヘルペスの症状が現れる前にウイルスの増殖を抑え、再発を減らすのが目的です。性器から排出されるウイルス量が減少するので、パートナーに感染させる危険性が低くなります。

また、再発までの期間が伸ばせるだけでなく、再発した場合も症状が軽く、治療が短期間で済むというメリットも。この再発抑制療法は約20年に渡って治療の安全性と有効性が認められており、世界50ヵ国以上で行われている標準的な治療法です。日本国内では保険適用診療となっています。

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