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痛風って完治するの?

更新日:2016/12/09 公開日:2015/01/28

痛風の治療方法

痛風の発作は、10日ほどすればすっかりなくなりますが、放っておくと、発作が再発するだけでなく、さまざまな合併症を引き起こします。では、きちんと治療をすれば、痛風を完治させることは可能なのでしょうか?

痛風の症状に苦しむ男性

痛風はほうっておくと怖い

痛風発作は、ある日突然、足の親指などの関節に、激痛が走ることから始まります。数時間すると、患部は赤く腫れあがり、歩くどころか、立ち上がることさえ困難なほど、猛烈に痛むようになりますが、痛みは数日で徐々にやわらぎ、3~10日もすれば、症状がすっかりなくなってしまいます。

しかし、これで痛風が治ったというわけではありません。尿酸値が高い状態のまま放っておくと、高頻度で、発作が再発します。

しかも発作を繰り返しているうちに、親指だけでなく、足首やひざの関節まで痛むようになったり、発作が起きる間隔も、次第に短くなることがあります。それどころか、関節炎だけでなく、腎不全や尿路結石、糖尿病、高血圧、脂質異常症など、さまざまな合併症を引き起こすことがあるのです。

治療をすれば完治できるの?

痛風は、放っておくと怖い病気ですが、きちんと治療を受ければ、完治させることができるのでしょうか?結論から言うと、痛風を一度発症してしまうと、一般には生涯にわたって付き合っていかなくてはならない病気です。

しかし、薬を使った治療と食生活の改善・適度な運動を続けていれば、発作は次第に起きなくなりますし、合併症も予防・改善することができます。

ただし痛風は、体内の増え過ぎた尿酸が血液に溶けきれなくなり、結晶になってしまうことで起こる病気です。このため痛風の治療では、尿酸値を適正な範囲にまで落とし、それを維持することで、関節内に溜まった尿酸の結晶を少しずつ溶かしていくのです。

治療を続けて尿酸の結晶がすべて溶けきったとしても、治療をやめて、不適切な食生活をしてしまうと、再び尿酸値が上がり結晶がつくられ、発作が再発するようになります。ですから痛風の治療では、適切な生活習慣を続けることで、尿酸値を正常な値に下げ、それを生涯にわたって、維持していくことが重要になります。

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