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痛風になったらやるべきこと

更新日:2018/05/11 公開日:2015/01/28

痛風の治療方法

痛風になっときは、どのように対処をすれば良いのでしょうか?そこで今回は、痛風発作が起こったときの応急処置の方法と、痛みがある程度治まってからやるべきことをご紹介していきます。

足をあげて安静にしている男性

痛風発作が起こったときの応急処置

痛風の発作は、夜中から明け方にかけての時間帯に、突然起こりやすいといわれています。最初の発作は、親指のつけ根の関節部分によく見られますが、かかとやくるぶし、足の甲、アキレス腱の周囲などに起こることもあり、ふつうは1ヶ所だけが痛みます。

すでに発作の経験があり、医師から「非ステロイド系消炎鎮痛剤」を処方されているなら、それを服用します。薬がない場合は、氷や冷却材で患部を冷やし、横になって、患部を心臓よりも高い位置に置くようにしましょう。

あまりの痛みに、患部をもみほぐしたり、さすったりしたくなるかもしれませんが、刺激を与えると、炎症を悪化させてしまいます。無闇に触ったり、動かしたりせず、安静にすることが大切です。

また、アスピリン系の鎮痛剤も、症状を悪化させるので、自己判断で痛み止めを飲むのも控えましょう。アルコールも、痛みをまぎらわせるどころか、症状を悪化させます。

歩けるようになったら病院へ

痛みのピークは、しばらく続きますが、数日すれば、痛みが少しずつやわらいでいきます。歩けるようになったら、なるべく早く、病院で受診をしましょう。痛風の専門医がいる痛風外来か、整形外科や内分泌代謝科などに行くのが良いでしょう。

病院で痛風と診断されたら、まずは、「非ステロイド性抗炎症薬」や「ステロイド薬」を使って、発作の炎症や痛みをやわらげます。そして、痛みが完全に治まってから、尿酸値を下げるための治療を行っていきます。

中には、「発作の痛みがとれれば、もう治療の必要はない」と思う人もいるかもしれません。しかし、痛風の根本的な原因は、血液中に尿酸が増え過ぎて、結晶化してしまうことです。尿酸値を下げずにいると、いずれまた、痛風発作が再発するだけでなく、腎不全や尿路結石、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの合併症を発症しやすくなります。そのため、きちんと治療を続けることが重要です。

痛風の治療の目標は、尿酸値を適正な範囲にまで下げ、それをずっと維持していくことなので、生涯にわたって続ける必要があります。

以前は「尿酸値が高いだけであれば、人体に特別悪いことはない」などと言われていましたが、高尿酸血症や痛風は、腎機能障害、尿路結石だけではなく、高血圧、心血管障害、メタボリックシンドロームとも関連が非常に深いことが近年で判明しています。尿酸値の数値が高くならないように注意しましょう。

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