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尿管・尿路結石を予防・改善する食事・食べ物

更新日:2018/05/15 公開日:2015/03/31

尿管・尿路結石の予防と治療

尿管結石を予防するためには、食事内容に気をつけなければなりません。ドクター監修の記事で、尿路結石を発症しやすい食事と、結石ができにくい食事をご紹介します。また、食べ方を工夫することも大切です。

尿管結石と食事

尿管結石の発症は、食事内容に大きく左右されるといっても過言ではありません。治療を受けた後でも食生活を改めなければ、半数以上の割合で再発するといわれているほどです。ここでは、尿管結石を引き起こしやすい食事と、予防のためにおすすめの食事についてお伝えします。

尿路結石を発症しやすい食事

まず問題となるのは、肉がメインの食生活です。肉類などの動物性タンパク質を食べ過ぎると、シュウ酸や尿酸といった結石の原因となる物質が増えます。肉類中心の食生活は改めましょう。

また、プリン体の多い食材にも注意が必要です。プリン体は尿酸値を上昇させる働きがあるので、痛風だけでなく結石も発症しやすくなります。レバーやえび、たらこ、うに、あんこうなどプリン体が多い食べ物は食べ過ぎに注意しましょう。

シュウ酸が多い食べ物にも気をつけなければなりません。ほうれん草などの葉物野菜、ナッツ類、チョコレートなどがあげられます。飲み物では、紅茶や緑茶、コーヒー、コーラ、グレープフルーツジュースです。

また、塩分のとり過ぎにも気をつける必要があります。食塩に含まれているナトリウムはカルシウムの排出を促す作用があるため、結石になるリスクが高まります。

尿路結石ができにくい食事

尿管結石を予防するには、野菜を中心としたメニューを心がけるとよいでしょう。野菜や果物をしっかりと食べて、カリウムを摂取します。カリウムは尿の状態を結石ができないように保つ働きがあります。さらに、野菜と果物に含まれている食物繊維やマグネシウム、クエン酸、フィチン酸、抗酸化物質が結石の予防に役立つのです。ただし、ほうれん草やたけのこ、さつまいも、レタスといったシュウ酸の多い野菜には注意しましょう。果物では、結石予防に効果的とされるクエン酸が豊富なレモンやオレンジがおすすめです。

そして、穀物をはじめとした炭水化物には、マグネシウムや食物繊維が豊富にふくまれています。カルシウムも積極的に摂取したほうが結石予防によいとされています。牛乳や小魚、豆類、緑黄色野菜をしっかりと食べましょう。

食べ方の工夫も必要

シュウ酸はカルシウムと同時に摂取すると、吸収が抑えられます。食事のときに牛乳やヨーグルトを添えましょう。ほうれん草も、茹でるとシュウ酸が溶け出します。お浸しにして、ちりめんじゃこや削り節をかけるとよいでしょう。紅茶もストレートではなく、ミルクティーにして飲むといった方法もあります。

このように調理法や組み合わせを工夫することも大切です。

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