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疲労しているときの症状

更新日:2016/12/09 公開日:2015/07/31

疲労・疲れの基礎知識

疲労や過労にともなう症状にはどのようなものがあるのでしょうか? こちらでは、疲労した際に現れる心身の症状、疲労感をともなう病気について、ドクター監修に基づいてまとめています。当てはまるものがないかチェックしてみてください。

悩む女性

単純に疲労といっても、その程度はさまざまです。また、単なる疲れではなく、大きな病気が隠れていることもあり、決して軽視することできません。こちらでは、疲労時に生じる症状、疲労感をともなう病気を解説していますので、あてはまるものがないか確認してみましょう。

疲労時の症状・兆候

疲労は、身体・心が休息を求めるサインです。身体的ストレス、精神的ストレスが続くと、普段どおりのパフォーマンスを続けることはできなくなります。そのため、長い目でみれば、疲労を感じた際には、なるべく休息をとって心身の回復に努めたほうが生産性は上がるはずです。

ただ、仕事に集中していたり、強い責任感に苛まれていると、疲労を自覚することができず、無意識のうちに限界を超えてしまうこともあります。もし、残業が続いたときや、睡眠不足のときなどに以下の症状が現れたら、過労気味になっていないか検討するべきでしょう。

<疲労時に現れやすい症状>

・食欲不振

・集中力低下

・眠気

・肩こり・腰痛

・寝起きが悪い

・肌あれ

もし、これらの症状に思い当たる節があれば、少し過労気味かもしれません。寝る時間を早める、食事のバランスを見直すなど、身体をいたわるようにしてください。

疲労が生じる原因

疲労が溜まる一般的な原因としては、次のようなものがあげられます。もし、ご自身の生活習慣にあてはまるようであれば、改善が必要です。

(1)睡眠不足、不規則な生活

睡眠時間が少ない人はもちろん、就寝時間が不規則だったり、昼夜逆転している人も要注意。一日の疲れを癒すことができず、徐々に慢性疲労へとつながっていきます。また、皮膚の新陳代謝をうながす成長ホルモンはほとんどが夜間睡眠中に分泌されます。正しく睡眠がとれないと、アンチエイジングにも良くないのです。

(2)精神的ストレス

仕事、育児、家事などでストレスを感じている場合、ストレスによる疲労感が蓄積され、慢性的な疲労につながることがあります。特に仕事、家事に夢中になり、集中していると、なかなか疲労を自覚できません。手を休めたときに疲れが遅れてやってくるような場合、特に注意が必要です。

(3)栄養バランスの悪い食習慣

ジャンクフードばかりになっていたり、栄養バランスの悪い食事をしていると、身体がエネルギー不足になってしまいます。特にビタミン、ミネラルが不足すると、体内でエネルギーが十分に産生できず、疲れやすくなるのです。

(4)働き過ぎ、激しい運動

あまりに身体を酷使すると、エネルギーの産生に必要なビタミンB1、B6、ミネラルといった栄養素が足りなくなり、体力の消耗が進みます。

(5)加齢による代謝低下

年齢を重ねると、体内の老廃物が代謝されにくくなり、疲れやすくなります。加齢そのものは避けられないため、年齢に合った食事、睡眠などの生活習慣をその都度見直す必要性があります。

(6)疾患

インフルエンザ、風邪などの病気にかかると、体力を消耗し疲労感が生じます。病中、病後の体力低下は次第に回復するのが普通ですが、長引く場合には別の原因が隠れていることも。

本当に単なる疲れ? 疲労感をともなう病気

単なる疲労だと思っていたら、実は病気が隠れていた…というケースはそれほど珍しくありません。日頃から怠感に悩まされている方は、病気の可能性がないか検討してみましょう。気になる点があれば医療機関への受診をおすすめします。

(1)更年期障害

女性の場合、閉経前後の10年ほどの間(更年期)に、女性ホルモンの急激な変化が生じます。この時期に、肩こりやほてり、イライラ、不安感などに加え、疲れやすさを感じることがあります。

(2)貧血

鉄分不足などにより、血中ヘモグロビン濃度が低下した状態を指します。血液の酸素運搬能力が低下し、頭痛、めまい、耳鳴り、そして疲労感などが生じます。

(3)うつ病

精神的な要因でも、食欲減退、睡眠障害、疲労感などが現れます。心身のバランスを大きく崩してしまった場合は早めに医療機関を受診しましょう。

(4)睡眠時無呼吸症候群

睡眠中、断続的に呼吸が停止している場合、睡眠時無呼吸症候群という病気が疑われます。睡眠の質が低下し、睡眠による体力回復が十分に図られないため、昼間に強い眠気を感じたり、疲労感や倦怠感を覚えます。

(5)慢性疲労症候群

原因不明の著しい疲労感や倦怠感が6カ月以上継続している状態を言います。更年期障害やうつ病と症状が似ていますが、別の病気です。

(6)ウイルス性肝炎

肝炎ウイルスが肝臓に感染することで起こります。急性肝炎では、全身の疲労感、発熱、食欲不振、黄疸などがみられます。肝炎ウイルスにはA~E型などのタイプがあり、日本人に多くみられるのはB型肝炎、C型肝炎です。