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「疲れやすい人」の習慣と思考パターン(物事の考え方)

更新日:2018/08/21 公開日:2015/07/31

慢性疲労の基礎知識

日頃から疲労を感じやすい「疲れやすい人」には共通する特徴があるようです。生活習慣や思考パターンを見直して、疲れにくい身体と心をつくりましょう。ここでは、疲れやすい人にありがちな5つの生活習慣と4つの思考パターンをドクター監修のもと紹介します。

女性

疲れやすい人の5つの習慣

疲れやすい人には共通する生活習慣の特徴があると言われています。日常生活における疲れの原因を考えてみましょう。

習慣(1)ストレスの蓄積

仕事や家事、育児などストレスの原因はそれぞれですが、ストレスを発散しきれずに溜め込んでしまう人は少なくありません。

強いストレスを感じると、ストレスホルモンが副腎から分泌され、自律神経やホルモンバランスなどに影響を及ぼします。これが慢性的になると、副腎が疲弊してストレスホルモンが分泌できなくなり、慢性疲労になることがあります(「副腎疲労症候群」と呼ばれることもあります)。

また、ストレスホルモンとして知られるコルチゾールは、一般的に朝が高く、夕方から夜にかけて下がる傾向がありますが、長期的にストレスがかかると、このサイクルが逆転してしまうことも。これに気づかずに、コーヒーやタバコなどで身体を誤魔化して働くと、疲労が一層蓄積されることにつながります。

習慣(2)食事の偏り

外食やコンビニ食が多い人、お酒をよく飲む人は危険かもしれません。

現代では調理をしなくても簡単に食べ物を購入できますが、いつも同じようなものを食べてしまうと栄養のバランスが崩れ、ビタミンやエネルギー、ミネラル不足になりがちです。人間はビタミンやミネラルがエネルギーの生産に不可欠な要素のため、これらが不足するとエネルギーが生み出せなくなり、疲れやすくなります。

また、しっかり食事をとるといっても、満腹になるまで食べることは避けた方が無難です。内臓に負担がかかり、かえって疲れやすい体質になるおそれがあります。

習慣(3)不規則な生活

夜更かしや昼夜逆転生活が体に大きな負担をかけます。また、睡眠不足や眠りの質が浅いと疲れはとれにくくなります。人によって理想的な睡眠時間は異なりますが、多くの人は7~8時間前後と言われています。睡眠時間が短く、睡眠不足による疲れを感じているようであれば、十分な睡眠をとるように心がけましょう。

習慣(4)運動不足・やりすぎ

運動不足により身体の代謝が低下し、運動によって分泌される成長ホルモンや細胞内の機能が低下すると疲れやすくなります。しかし、運動のやりすぎも注意です。激しい運動により、体のエネルギーを作るために必要なビタミンB1やB6、ミネラルなどが不足気味になり疲れやすくなる可能性があります。

習慣(5)加齢による代謝の低下

年を重ねるにつれ、身体の代謝が低下します。これにより体内の老廃物が蓄積されやすくなり、疲れやすくなります。

疲れやすい人の4つの思考パターン

疲れやすい人は生活習慣だけでなく、思考パターン(物事の考え方)にもいくつか特徴が挙げられます。普段から疲れやすい考え方をしている場合や、疲れによってその考え方が出てしまう場合のどちらもあります。自分の考え方を改善してみるだけで心の疲れがとれやすくなります。

思考(1)完璧主義

向上心が高く、妥協ができない人は疲れやすいと言われています。現実とあまりにもかけ離れた目標を立てると、やる気や自信を失い、その目標がストレスになります。

思考(2)理想追求

過剰な熱心さで理想を追求する考え方は危険です。理想と現実のギャップにより、自己批判に陥ったり、ストレスが溜まったります。

思考(3)取り越し苦労

先のことを心配しすぎると、不安が大きくなります。悪いことを想像すると、気が休まらず、心が不安定になり疲れやすくなります。

思考(4)自信喪失

少しのミスで、自分には能力がないと考えます。自分にマイナスイメージをつけると、さらに憂うつになり疲れてしまいます。マイナス思考ではなくプラス思考に切り替えるように意識しましょう。

あまりにも疲労が続く場合は病気の可能性も

まれな病気ですが、健全な社会生活が送れないほどのひどい疲れに悩まされる「慢性疲労症候群」という病気があります。多くの場合は感染症や生活上のストレスなどをきっかけに始まり、全身の疲労感、微熱、頭痛、筋肉痛、力が入らない(脱力)、立ちくらみなどの症状が続きます。

これに限らず、あまりにも疲労が続くようなら、病気が隠れている可能性もあります。ここで紹介したような対処をしてみても改善しないようなら、一度病院(内科)に行ってみることをおすすめします。