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インプラントでのトラブルを防ぐには医師選びも重要

更新日:2018/02/19 公開日:2015/10/24

インプラントの知っておきたいデメリットについて

インプラント治療で発生するトラブルには、治療後のケアが不十分なことで起こるものもありますが、医師の知識不足などから発生してしまうものもあります。ここでは、インプラント治療における医師選びの重要性や対策について解説します。

インプラント治療において発生するトラブルには、患者の口腔状態やケア不足によって起こるものだけでなく、医師の技術や知識の不足が原因となって起こるものもあります。具体的に医師のどのような点がトラブルの原因になるのか、またその対策について解説します。

医師側が原因となるトラブルとは

歯科医師の技術不足や知識不足もさることながら、説明不足や経営悪化による収益確保など、モラルを疑うようなケースもあります。

(1)医師の説明不足や、患者の高すぎる期待度が招くトラブル

このトラブルは、見栄えの良し悪しが大きく影響する前歯のインプラント治療で起きやすくなります。患者側が仕上がりへの高い期待を寄せ、それが歯科医師の予想と大きく食い違っていると、治療後の見栄えに大きな不満が残ります。このような場合、審美性を回復するまでにかなりの時間と努力を要します。

(2)医師の実習不足、知識不足によるトラブル

インプラント治療には高い技術が要求されます。治療を行う医師の技術が適切でなかったために、うまくいかなかったケースもあります。こういったトラブルの背景には、最近の技術であるため医師が基礎医学やインプラントをきちんと学んできていないことによる知識不足や、メーカー主催の講習を数日受けただけといったトレーニング不足などがあります。

(3)インプラントを必要としない歯まで抜歯してしまった例も

医学的に十分保存可能であるのに、インプラントを必要としていない歯まで抜歯してしまう例も報告されています。インプラント治療は治療が難しい「難症例」の天然歯を保存するのにかかる手間を減らすこともできることもあり得るため、医師のモラル低下がむき出しになったような事例も発生しています。

治療を受ける側ができるトラブル対策

こういったトラブルを防ぐために、治療を受ける側では何ができるのでしょうか。

(1)慎重に歯科医院を選ぶ

何よりも重要なのは、信頼できる医師を選ぶことです。

インプラント治療は歯科医師であれば誰でも施術をすることが可能です。医師の技量不足や知識不足によるトラブルを避けるためには、自分に合った信頼できる歯科選びを心がけましょう。費用だけに目を向けるのではなく、患者側の意向をできる限りくみ取ってくれるか、デメリットも含めて事前説明をしっかりしてくれるか、十分な症例数があるかなどを確認し、十分納得したうえで治療を始めましょう。

(2)インプラント治療に対する基礎的な知識を患者自身が持つ

インプラント治療に関する治療方法や費用、メリット・デメリットなどについて基礎的な知識を患者自身が持つことはトラブルを防ぐために効果的です。「歯科医が説明していることが難しくてわからない」、「疑問や不安をどのように質問すればいいのかわからない」という状態をなくすことで、医師と患者の双方から適切な治療を判断できるようになるでしょう。

(3)歯科でのカウンセリングで自分の身体についてきちんと伝える

自分がなぜインプラントを希望するのかを歯科医にきちんと伝えることで、機能性や審美性など目的に合った治療を受けられるようになります。また、病気にかかっている方は病名(糖尿病、高血圧、肝臓病、心臓病、腎臓病、骨粗鬆症、喘息、癌、精神疾患など)、アレルギーのある方はその原因(薬、卵や大豆といった食品、金属、麻酔など)、服用している薬があればその薬品名を先に伝えておくことで適切なカウンセリングのもと、治療を開始することができます。服用薬や持病の種類によってはインプラント治療が行えない場合もあります。

(4)治療方針の手がかりとなる生活スタイルについて伝える

治療にあたって通院や手術に影響がありそうな生活スタイルに思い当たることがあれば、事前に伝えるようにするとよいでしょう。具体的には、渡航機会が多い、転勤の可能性、仕事が多忙、運転が必須の業務、育児や介護をしているなどが治療方針の手がかりとなります。

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