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プール熱(咽頭結膜熱)の出席停止期間は?登園・登校の目安と注意点

更新日:2018/12/13 公開日:2015/08/13

プール熱(咽頭結膜熱)の基礎知識

プール熱(咽頭結膜熱)は感染症のため、発症したら幼稚園や保育園、小学校は出席停止となります。では実際に何日休み、いつから登園・登校できるのでしょうか?登園・登校の目安と注意すべき事項について解説します。

プール熱(咽頭結膜熱)は他人にうつる可能性がある感染症の一つです。そのため、プール熱と診断された場合は、登園・登校は控えなければなりません。出席停止期間の目安と、登園・登校するために行う手続き、その他の注意点について解説します。

プール熱にかかった場合の出席停止期間

プール熱にかかると、高熱が治まり、のどの痛みや結膜炎の症状が消えた後2日経過するまで出席はできません。よって、症状がなくなったら再度受診し、ドクターの登校許可を得る必要があります。

プール熱は、文部科学省が定める学校伝染病第2種に指定されている伝染病です。これは「飛沫感染しやすく、学校内で流行する可能性が高い伝染病」のことで、プール熱のほか、おたふくかぜやはしか、水ぼうそうなどが指定されています。第2種の場合、発症したら学校に届け出て、決められた出席停止期間にしたがって、ドクターの許可が出るまで家で安静に過ごす必要があります。この間、欠席扱いにはなりません。病気やケガ、事故、私用といった通常の欠席ではなく、学級閉鎖や忌引と同じ扱いになります。

ただし、学校の場合には手続きが必要です。プール熱と診断されたら学校にすみやかに連絡し「傷病証明書」を受け取りましょう。プール熱の症状がなくなり、ドクターの許可が出たら証明書に登校許可日を記入してもらい、学校へ提出します。

社会人の場合は、子どものように明確な出席停止期間はありませんが、アデノウイルスは感染力が強いため、プール熱と診断された場合は症状がなくなるまで出社を控えた方がよいでしょう。やむを得ず外出する場合は、マスクを身につけ、うがいや手洗いを徹底するなど、感染が拡大しないよう十分気を遣いましょう。

プール熱にかかったときの注意点

プール熱を発症したら、他人への感染を防ぐために意識したいことがあります。また、出席停止期間が過ぎた後でも気をつけたいことがあるので、その点も注意しましょう。

発症の直前にプールに入った場合は報告を

プール熱を発症する前、1週間以内にプールに入っていた場合は、学校やスイミングスクールにその旨を連絡しましょう。ほかにもプール熱にかかった子どもがいた場合は、プールの一時閉鎖など、適切な措置がとられることで感染のさらなる拡大を防ぐことができます。

プールは、登園・登校後2週間は控える

プール熱の原因であるアデノウイルスの感染力は、感染から発症までの数日間がもっとも強いですが、症状が治まっても目や咽頭からは2週間、便からは1か月ほどウイルスが排出されることがあります。そのため、登園・登校はできますが、手洗いやうがいなどの予防はしっかり行い、2週間はプールに入るのを控えましょう。たまに、登園・登校開始=プール解禁と思われる方もいらっしゃるようなので、十分注意してください。

発症期間はもちろん、症状が治まった後も気をつけることで、感染の拡大を防ぐことが可能です。ぜひ注意してください。

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