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歯痛の薬とその効果・すぐできる応急処置の方法について

更新日:2018/02/09 公開日:2015/10/30

歯痛の対処法

歯痛を抑える方法と薬について、ドクター監修のもと解説します。歯痛を抑えるには、薬を服用することのほか、いくつか方法があります。やってはいけないことや、よく処方される薬「ロキソニン」についても正しく知りましょう。

歯痛を和らげるためにはいくつか方法がありますが、鎮痛薬を服用するのも、そのひとつです。歯痛の痛み止めとしてよく使われるロキソニンについて、正しい使い方と注意点などを紹介します。

痛み止めとして使われるロキソニン

虫歯の痛みや、歯医者で治療を受けた後に歯が痛む場合には、ロキソニンが役立ちます。ロキソニンは、歯医者で処方されるほか、市販薬としても売られています。

炎症や痛みが起きているときには、「プロスタグランジン」と呼ばれる痛み物質が関わっています。プロスタグランジンが生成されるには、「シクロオキシゲナーゼ」という酵素を必要とします。ロキソニンは、シクロオキシゲナーゼの分泌を阻害することで、プロスタグランジンの生成を抑え、解熱・鎮痛・抗炎症作用の効果を発揮します。

ロキソニンは、服用してから効果が発揮されるまでに30~60分の時間を要しますので、痛みが強くなる前に服用することをおすすめします。

痛み止めの効果が持続する時間は、痛みの強さや服用する人の感じ方によって大きく異なります。

通常ロキソニンを服用後に次飲むまで6時間は空ける必要があります。一概には言えませんが、痛みが強い場合は、ロキソニンの効果時間が短くなってしまいます。たとえば、親知らずを抜歯した後に強く痛む場合、ロキソニンを服用しても4時間ほどで効果が切れてしまう可能性があります。

ロキソニンで抑えられる歯の痛み

ロキソニンは、次にあげるような痛みに効果を発揮します。

親知らずを抜いた後

親知らずを抜歯した後は、強い痛みが長く続く場合があります。抜歯前や抜歯後麻酔が切れる前にロキソニンを1錠飲んでおくとよいでしょう。痛みが続く場合は毎食後に抗生物質と同時に服用してもよいです。

歯の神経を取り除いた後

歯の神経を取り除いた直後、強い痛みが起こることがあるため、麻酔が切れてから痛むようなら1錠服用してください。

根の治療をした後

根の治療後の痛み方は、人によってさまざまですが、痛みが強い場合はロキソニンを使いましょう。

深い虫歯を治療した後

深い虫歯の治療後は、麻酔が切れた後強い痛みが出ることがあります。もし、痛みが続くようならロキソニンを服用してください

外科的な治療をした後

歯茎の腫れがひどく、膿を出すために切開するなどの外科的な治療を受けた後は、痛みが出ることがあります。

インプラントの治療をした後

インプラントを治療した後に痛むことがあります。心配な場合は、麻酔が切れる前にロキソニンを1錠飲んでおきましょう。

矯正の治療中

歯の矯正治療を行う際、ワイヤーを通して最初に歯が動き始めるときに痛みが起こりやすいです。痛みが落ち着くまでの3日~1週間ほど、ロキソニンを服用してもよいでしょう。

ロキソニンの服用に関する注意点

ロキソニンを服用する際には、以下のことに注意しましょう。

  • 比較的胃にやさしい痛み止めですが何か食べてから飲む方がよいでしょう
  • 1に2錠まで。基本的には1錠で効果はあります。たくさん飲んでも効果は変わりません
  • 肝臓に負担をかけるため服用中はお酒を飲まないほうがよいでしょう
  • 15歳未満は使用しない
  • 胎児に影響でる場合があるので妊娠後期には使用しない
  • アスピリン喘息やアレルギーがある場合は使用しない

ロキソニンは、ツライ歯の痛みを抑えてくれる頼りになる薬です。しかし、副作用があることも事実です。

ロキソニンは必要なときにだけ、正しく服用しましょう。

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