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ナルコレプシーが疑われるときの病院選び

更新日:2017/04/03 公開日:2015/10/30

ナルコレプシーの治療と対策

間違った病院選びや勝手な自己判断は、ナルコレプシーの症状を悪化させる可能性もあるので注意が必要です。ドクター監修のもと、ナルコレプシーを正しく診断・治療できる病院を選ぶポイントについて解説します。

夜しっかり眠っているのに昼間耐え難い眠気がおそってきて、仕事中でも居眠りをしてしまう。そのような場合にはナルコレプシーという病気の可能性があります。ナルコレプシーの疑いがあるときには、何科の病院を受診する必要があるのでしょうか?ここでは、ナルコレプシーの正しい診断・治療のための病院選びについてお伝えします。

ナルコレプシーの可能性があるときには専門医を受診

ナルコレプシーをはじめとした過眠症に対応するためには、睡眠の専門知識が必要です。そのため、ナルコレプシーを正しく診断してもらうためには、睡眠を専門としている医療機関や専門医を受診しましょう。間違った診断により適切でない睡眠薬を服用すると、ナルコレプシーの症状が悪化する可能性もあります。

2015年9月現在、日本睡眠学会の認定医師は523名、認定医療機関は102機関あります(日本睡眠学会のホームページで確認できます)。

これらの認定医・認定医療機関のほか、精神科・神経内科・心療内科もおすすめです。軽い不眠がある場合には睡眠薬を処方してもらうだけで治ることもあるので、内科を受診してもよいでしょう。内科的疾患が原因で睡眠障害の症状が出ることもあります。ただし、睡眠に関する専門知識のない内科医には過眠は病気ではないという判断をされることもあるので、注意してください。

ご自身で病院を見つけられない場合は、かかりつけの小児科や内科に相談し、最寄りの睡眠外来や睡眠医療センターを紹介してもらうとよいでしょう。

受診するタイミング

どの程度の睡眠障害になったら受診する必要があるのか、判断に迷う人も多いようです。目安としては、睡眠障害の症状によって日中の活動に支障がでるようになったら受診すると考えておきましょう。

ナルコレプシー患者には、正しい診断を受けられないまま十数年もの間つらい症状に苦しめられている人もいます。大切なのは、早めに適切な治療を受けることです。

また、本当はナルコレプシーであるにもかかわらず、間違った診断や自己判断で睡眠薬を飲み続けるケースもみられるので、気をつけましょう。症状を悪化させるだけでなく、薬物依存症になるおそれもあります。睡眠薬で症状が改善しなければ、ほかの治療法が必要である可能性が高いでしょう。

このような問題を防ぐためにも、ナルコレプシーの疑いが少しでもある場合には、専門医を受診するようにしましょう。

受診をする際のポイント

受診をする際には以下のポイントを自身把握しておくと医師とのコミュニケーションが取りやすいでしょう。

  • 発症時期と発症してからの経過
  • どのような眠気がどのくらいの強さで起こるか
  • 眠気が起こるのは平日だけか、休日も起こるのか
  • 平日・休日の睡眠時間
  • 睡眠から起床(覚醒)までのパターン
  • いびきの有無
  • 身体疾患や精神疾患の有無
  • 服用している薬剤の有無、種類