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高い抗酸化作用を持つ!アスタキサンチンとは

更新日:2016/12/09 公開日:2015/12/17

アスタキサンチンはどのような物質で何に含まれているのか、その抗酸化作用や抗炎症作用とはどの程度のものなのかを解説していきましょう。

アスタキサンチンとは

アスタキサンチンはカロテノイドの1種です。カロテノイドとは、自然界に分布する黄色〜橙色〜赤色の脂溶性の天然色素成分を言います。つまり、アスタキサンチンは、赤系の色味を持つ、脂溶性物質です。

アスタキサンチンは何に含まれているの?

アスタキサンチンは、エビやカニなどの甲殻類や、サケやイクラ、表皮の赤いタイやキンキなどの魚介類に含まれています。ただし、これらの魚介類は自らの体内でアスタキサンチンをつくれません。それができるのは植物と微生物だけで、中でもヘマトコッカス藻という海藻が代表的な存在です。

魚介類からアスタキサンチンを抽出するのは難しく、サプリメントなどの製品化に足りる量は確保できません。そこで現在、製品化されているアスタキサンチンの大半は、ヘマトコッカス藻から抽出・生成されています。

アスタキサンチンの持つ抗酸化力とは?

研究により、アスタキサンチンは強い抗酸化作用を持つことが明らかになってきました。アスタキサンチンは、人間の体内で発生し、量が増えすぎると細胞にダメージを与え、病気や老化の要因になる活性酸素を消去してくれるのです。活性酸素の中でも皮膚の老化に大きくかかわる一重項酸素に対し、アスタキサンチンは特に威力を発揮します。そのパワーは、β-カロテンの約5倍、ビタミンCの約6,000倍とされています。

また、脂肪でできている細胞膜が活性酸素によって攻撃されると、過酸化脂質という物質に変化して細胞の機能を衰えさせてしまうのですが、アスタキサンチンは、その脂質過酸化反応を抑える作用も強力です。「若返りのビタミン」とも称されるビタミンEの約1,000倍の作用があるともいわれています。

アスタキサンチンには抗炎症作用も期待できる

近年、研究が進み、活性酸素が炎症やアレルギー反応を活性化させることがわかってきました。つまり、活性酸素に作用するアスタキサンチンには、抗炎症作用も期待できるわけです。まだ動物実験の段階ですが、目の病気のひとつであるぶどう膜炎や、リウマチ性関節炎、手根管症候群、ヘルペスや口内炎に対して、アスタキサンチンのよい影響が見られたという報告がなされています。

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