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知ってる?ABO式血液型とは

更新日:2018/02/27 公開日:2016/01/27

血液型の基礎知識

血液型の中で、A型、B型、O型、AB型と4つに分類する形式をABO式血液型と呼びます。ABO式血液型は、規則的に遺伝することがわかっています。ドクター監修のもと、ABO式血液型の歴史と遺伝形式について解説します。

血液型はいくつかの種類に分けることができます。その一つが、ABO式血液型です。ABO式血液型とはどんな血液型なのか解説した後、遺伝形式についても紹介します。

ABO式血液型とは

血液中の赤血球は、表面上に存在する抗原の型によって、いくつかの種類に分けることができます。その一つがABO式血液型です。

ABO式血液型は、血液型の中で最も初期に発見されています。まず、1900年にカール・ラントシュタイナーがA型、B型、現在のO型であるC型を発見しました。続いて、1902年にアルフレッド・フォン・デカステロとアドリアノ・シュテュルリがAB型を発見し、4つに分類されることになりました。

ABO式血液型の割合は、日本人の場合、A型約40%、O型約30%、B型約20%、AB型は約10%と言われています。ただし、この割合は国や地域、民族などによって大きく異なります。

ABO式血液型は、Rh血液型と同様、輸血を行う際に重要な血液型です。輸血者と患者のABO式血液型は同じ型で、さらに患者がRh陰性の場合はRh陰性の血液を使う必要があります。

ABO式血液型の遺伝について

ABO式血液型は、A、B、Oの3つの対立遺伝子の組み合わせで決まります。子どもは父親と母親から1つずつ遺伝子を受け取ります。両親の血液型の組み合わせと、その両親から生まれる子どもの血液型の関係を見てみましょう。

両親の血液型と子どもの血液型の関係

両親の血液型→子どもの血液型

  • A型×A型→A型、O型
  • A型×B型→A型、B型、AB型、O型
  • A型×AB型→A型、B型、AB型
  • A型×O型→A型、O型
  • B型×B型→B型、O型
  • B型×AB型→A型、B型、AB型
  • B型×O型→B型、O型
  • AB型×AB型→A型、B型、AB型
  • AB型×O型→A型、B型
  • O型×O型→O型

ただ、まれにシスAB型といって、同一染色体上にAとBの遺伝子がのるケースがあります。この場合、片親がAB型でありながらO型の子が生まれたり、逆に片方がO型の親からAB型の子が生まれることがあります。

私たちになじみのあるABO式血液型は、メンデルの法則に基づいて規則的に遺伝します。両親がA型とO型の場合、生まれる子どもの血液型はA型かO型です。もし、A型の子どもが生まれた場合、O型の形質が遺伝しなかったということではなく、A型に隠れてしまったと考えられます。

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