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病院で行われる過敏性腸症候群(IBS)の検査

更新日:2018/05/14 公開日:2015/12/16

過敏性腸症候群の治し方・治療法

過敏性腸症候群とは、下痢や便秘などの便通異常が繰り返し起こる疾患です。主に精神的ストレスなどが原因といわれていますが、軽く考えて放置するのは厳禁。ほかの疾患と区別するためにも重要な病院での検査について、ドクター監修のもと解説します。

不安やストレスを感じることで腸に刺激を与え、下痢や便秘などの症状が繰り返し起こる過敏性腸症候群。同じ症状はほかの病気でも現れることがあるので、医療機関で正確な検査を受けることが大切です。

過敏性腸症候群の病院での検査

過敏性腸症候群の特徴は、下痢や便秘などの症状が繰り返し起こるのに、炎症や腫瘍などの身体の異常は認められないことです。もしも、血便、発熱、体重減少というような身体症状がある場合には、必ず医療機関で検査を行い潰瘍性大腸炎、感染性腸疾患、クローン病など、過敏性腸症候群以外の病気でないかを確認する必要があります。

病院で行う検査には、「血液検査」や血便を調べる検査である「便潜血検査2日法」、腹部や臓器の状態を診断するための「腹部単純X線検査」や「腹部超音波(エコー)検査」などがあります。詳しく大腸の形態や大腸粘膜の状態、炎症・腫瘤の有無を観察するためには、肛門よりバリウムと空気を注入する「注腸X線(レントゲン)検査」や、内視鏡を挿入する「全大腸内視鏡検査」を行う場合もあります。さらに、「経口大腸造影検査」といって、食物が排泄されるまでの便の通過状態や大腸の形態や運動状態などをX線(レントゲン)で調べます。

初診に適した科目と検査にあたっての注意

過敏性腸症候群は、精神的なものが原因とも言われているので、心療内科や神経内科で、症状の相談をしたりカウンセリングを受け、対処法を見つけられることもあります。しかし、長期間に渡って慢性的な腹痛や下痢、便秘に悩まされるようなら、消化器内科で詳しく検査・診断してもらうことをおすすめします。

検査でもっとも重要なのは問診です。問診では症状の経過と病歴などを聴取することから始まります。自覚症状、症状のパターン、排便の回数や状態、どのような状況の時に発症するか、生活習慣やストレス、食事についてなど、詳細に渡り質問を受けます。普段の生活の中で症状が出た時の前の食事、行動、出来事などをメモや日記にして受診の際に持っていくとよいでしょう。

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