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子供の風疹(ふうしん)の症状・原因・対策

更新日:2016/12/09 公開日:2016/01/27

風疹(ふうしん)の予防・対策

子供がかかりやすい感染症には、さまざまなものがありますが、「風疹(ふうしん)」もそのひとつです。それほど危険な病気ではありませんが、感染力が比較的高いので、周りの子にうつさないように注意が必要です。

子供が風疹(ふうしん)にかかったら、どのような症状が現れるのかを見ていきましょう。

子供の風疹(ふうしん)の症状・特徴

風疹は、風疹ウイルスに感染することで発症する感染症で、主な症状に、発熱、発疹、リンパ節の腫れがあります。

ウイルスに感染すると、2〜3週間ほどの潜伏期間を経て、約半数に38度くらいの発熱が起こります。それとともに、耳の後ろや首などに小指の先ほどのグリグリ(リンパ節の腫れ)ができ、押すと痛がるようになります。また、顔を中心に、淡いピンク色をした細かい発疹が出始め、全身に広がっていきます。のどの痛みや結膜炎、咳、頭痛、軽いかゆみが起こる子もいます。

風疹は、一般的にそれほど重くなる病気ではありません。リンパ節の腫れは、少し長引きますが、発熱、発疹は3〜4日もすれば治ります。また、感染しても、これといった症状でない不顕性感染も15〜30%はいます。

ただし、小学校の高学年以上で感染すると、症状が重くなりやすく、関節炎、脳炎、皮下の内出血などの合併症を起こすこともあるので注意が必要です。

子供の風疹(ふうしん)の治療

お子さんに、風疹が疑われる症状が出ていたら、すぐに医療機関を受診させましょう。風疹そのものを治す特効薬はありませんが、症状に合わせた対症療法が行われます。

自宅では安静にさせ、熱がある場合は、脱水症状を起こさないように、こまめに水分補給をさせます。熱が上がりきったら、氷のうなどで、脇の下を冷やしてあげるのもよいでしょう。

室温は、暑すぎない程度の20~25℃くらいにし、時々換気をします。また、空気を乾燥させないように、加湿器などを使うことも大切です。体が暑くても、手足が冷えることがあるので、パジャマは薄手の長袖のものにし、手袋や靴下を着用させるとよいでしょう。

学校に登校できるのはいつ?

風疹と診断されたら、他の子への感染を防ぐために、発疹が消失するまでは、保育園、幼稚園、学校を休ませる必要があります。学生の場合は、学校保健法にて疾患による出席停止期間が設けられています。具体的には、風疹をはじめとする伝染病は「解熱から3日経過後」「発疹が消失するまで」などです。しかし、個人で症状を判断するのではなく、医師による指導をもとに学校側と相談をして決めるようにしましょう。

風疹の予防法

風疹を予防するためには、風疹ワクチンを接種し、免疫をつくる以外には方法がありません。現在は、はしかと風疹の混合(MR)ワクチンの定期接種制度があり、1回目は1歳のとき、2回目は小学校に入学する前の1年間に受けることになっています。お子さんを風疹から守るために、必ず定期接種を受けさせるようにしましょう。