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放置したままは危険?歯ぎしり(ブラキシズム)の原因と症状

更新日:2018/02/19 公開日:2016/01/23

歯ぎしりの症状・原因

歯ぎしり(ブラキシズム)は、無意識にしてしまうものなので、自覚のない方も多いかもしれません。しかし、放置していると歯や周辺組織などにさまざまな弊害をもたらします。ブラキシズムが怖い理由を、ドクター監修のもと解説します。

ブラキシズムがもたらす弊害と、ブラキシズムの自己診断方法をみていきましょう。

ブラキシズムとは

「ブラキシズム」とは、歯科専門用語で、口周辺に起こる習慣的なくせのこと。歯をギリギリとすり合わせる「歯ぎしり」は、このブラキシズムの代表的な例です。歯ぎしりは一般的に睡眠中に起こります。自覚するのはまれで、誰かに指摘されて初めて気づく場合が多いのが特徴です。昼間に歯ぎしりをすることは少ないかもしれませんが、睡眠中は大脳皮質が抑制されることにより、噛む力を制限できないため強い力で歯を擦ることがあるとされています。歯ぎしりには噛みしめる(クレンチング)や歯をこすり合わせる(グライディング)、上下で歯を鳴らす(タッピング)などの種類があり、クレンチングのように音がしないものもありますので音を指摘されないからと言って歯ぎしりしていないとは言い切れません。歯ぎしりはいろんな理由で起こります。例えばかみ合わせが悪かったり、ストレス発散であったり、単なる癖であったりなど原因はさまざまです。

ブラキシズムがこわい理由

物を噛むときに、歯や周囲の骨などが受け止める力は、噛む力の強い人では70kgを超えるとされますが、食事のときは、瞬間的にしか強い力がかかりません。しかしブラキシズムの場合は、睡眠中持続的に強い力がかかるため、歯・歯肉・歯槽骨(歯を支える骨)などに、さまざまな悪影響がおよびます。

ブラシキズムによってもたらされる弊害には、次のものがあります。

歯への弊害

歯がすり減る、割れる、折れる、歯茎との境がえぐれる、しみる(知覚過敏)、歯の神経(歯髄)が死んでしまう、詰め物がはずれる、歯が揺さぶられるなど。

歯肉やあごの骨(歯周組織)への弊害

歯茎が下がる、歯茎の骨が凸凹してくる、歯周病をより悪化させる因子となるなど。

顎関節への弊害

顎関節症、開閉口障害、疼痛、雑音、異音など。

その他

筋肉の過緊張による頭痛、肩こり、顔面の変形、自律神経失調症など。

大切な歯を守るため!ブラキシズムに気づくことは可能?

このように、ブラシキズムを続けていると、いろいろな弊害が起こりますが、就寝中は無意識にしていることなので、自分ではなかなか気づけません。歯ぎしりをしているかどうかは医療機関にて検査が可能ですので、気になる方はドクターに相談してみるのもいいでしょう。詳しくは『歯ぎしりの病院での検査と治療方法』をご覧ください。

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