スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

子供の歯ぎしりの原因と影響

更新日:2017/08/10 公開日:2016/04/12

歯ぎしりの症状・原因

子供が歯ぎしりをしていると不安になる方も多いでしょう。しかし、実はそれほど珍しいことではありません。ここでは、ドクター監修のもと、子供が歯ぎしりをする原因やその後の影響、病院を受診するべきかについてご紹介します。

子供でも歯ぎしりをする子がいますが、どの程度の子が歯ぎしりをしているのでしょうか?今回は、子供の歯ぎしりの原因やその後の影響、病院に行った方がよいのかどうかについて、お話していきます。

子供が歯ぎしりする原因は?

意外かもしれませんが、歯ぎしりは、大人よりも子供に多く見られ、子供の14〜22%が、睡眠中に歯ぎしりをしているといわれています。

大人も含めて、歯ぎしりの原因は、まだはっきりと解明されてはいませんが、精神的ストレスを発散させる症状と言われています。しかし、子供に歯ぎしりが多い理由は、ストレス以外に噛み合わせの問題が影響しているのではないかと考えられています。

ストレス以外の歯ぎしりの原因は?

赤ちゃんの歯ぎしりは、上下の歯が生え始めた頃に始まります。赤ちゃんは生えたばかりの歯を歯ぎしりによって動かすことで、あごの位置を決めていると考えられ、指しゃぶりやおしゃぶりなどと同じクセのひとつとも言えるでしょう。

もう少し大きくなった子供の歯ぎしりには、乳歯から永久歯への生え変わりが関係しているかもしれません。永久歯へ生え代わるのは、7〜12歳頃のこと。小学生のうちは、乳歯と永久歯が混在していますが、永久歯が生えそろわないと、噛み合わせが安定しないため、歯ぎしりをすることで、噛み合わせのバランスを調整しているのではないかといわれているのです。

また、子供のうちは、成長にともなってあごも大きくなっていくため、乳歯と永久歯とでは、歯が生える位置も変化します。子供は歯ぎしりをすることで、永久歯が生える場所の調節も行っていると考えられています。

このように、永久歯が生えそろう前の子供の歯ぎしりは、成長過程において必要なものなので、過剰に心配する必要はないでしょう。

子供の歯ぎしりを放っておくとどのような影響が出る?

乳歯が生えているときは大きな問題はありませんが、永久歯がすでに生えそろっている子の歯ぎしりは、ストレスや歯並びの異常、あごの位置の不安定さなどが影響している可能性があります。睡眠中の歯ぎしりだけでなく、日中に歯を噛みしめる・食いしばるといった仕草をしていたりするような場合も注意しましょう。というのも、こうした行為を続けていると、歯の摩耗や破損、噛み合わせがうまく合わないなどの二次障害を招く可能性があるからです。

病院に行くべき?

永久歯が生え揃ってからも、お子さんが歯ぎしりを続けているなら、歯科医を受診させたほうがよいでしょう。子供が歯の痛み、ぐらつきを感じるようになった場合も同様です。歯ぎしりそのものを治す治療法はありませんが、噛み合わせの問題など、必要に応じた治療が行われます。

また、ストレスが関係していると考えられるなら、スキンシップやコミュニケーションを増やし、お子さんの不安やストレスを軽減させてあげることも大切です。寝る前に本を読んであげたり、眠りの環境を整えて、リラックスして眠れるようにしてあげたりするのもよいでしょう。