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子供・幼児の扁桃炎(扁桃腺炎)の症状・原因・治療法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/18

扁桃炎(扁桃腺炎)の基礎知識

身体の免疫機能が未熟な子供にとって、扁桃(扁桃腺)は細菌やウイルスから身体を守る重要な役割を担っています。ここではドクター監修のもと、子供や幼児が扁桃炎(扁桃腺炎)を発症した場合の症状および原因、治療法について解説します。

身体がまだ十分に発達していない子供にとって、扁桃(扁桃腺)は免疫機能を担う重要な働きを持っています。子供が扁桃炎(扁桃腺炎)を発症した際の症状および原因、その治療法について、解説していきます。

子供が発症する扁桃炎の症状

扁桃炎(扁桃腺炎)は子供に多い病気です。喉の入り口にある扁桃(扁桃腺)は、細菌やウイルスが身体の中へ侵入するのを防ぐ役割(免疫機能)を担っており、特に5~7歳くらいまでの幼い子供は免疫力も弱いため、大きな役割を果たしています。身体が成長するにつれ、扁桃(扁桃腺)にのみ頼っていた免疫機能は体中に発達したリンパ節が取って代わるようになります。

扁桃炎(扁桃腺炎)にかかると、38度から40度くらいの高熱が出て、身体のだるさや頭痛を訴えます。喉の両側にある扁桃(扁桃腺)は炎症を起こして真っ赤になったり、白い斑点がついたりします。そのため喉は痛く、唾を飲み込むときはもちろん、何もしていなくてもヒリヒリすることもあります。症状が悪化すると、中耳炎の併発や、食事や水分が摂れないことによる脱水症状を招くこともあり注意が必要です。

子供が発症する扁桃炎の原因

健康なときにも常に喉の粘膜に潜んでいる「インフルエンザ菌」、「溶血性連鎖球菌」、「肺炎球菌」、「黄色ブドウ球菌」などの常在菌が扁桃炎(扁桃腺炎)の原因となります。普段は免疫機能が正常に働くことでこれらの常在菌は増殖しないのですが、風邪や疲れなどで身体の免疫力が落ちたときにこれらの菌が増殖することにより、扁桃炎(扁桃腺炎)を発症するのです。

子供が発症する扁桃炎の治療法

扁桃炎(扁桃腺炎)の治療には、原因となる細菌を退治するために抗生剤の内服薬を服用しますが、場合によっては点滴を投与することもあります。また、喉の炎症や痛み、発熱に対しては抗炎症剤や解熱鎮痛剤、うがい薬などによる対症療法を行います。熱と喉の炎症が和らいでくると、扁桃炎のつらい症状は比較的軽くなってきます。

日常生活では、部屋の中を十分な湿度(40%以上)に保ち、マスクを着用して喉の乾燥に気をつけるとよいでしょう。また、子供は成人に比べて脱水症状に陥りやすいので、喉の痛みで食事の摂取が困難な場合でも、水分や電解質を素早く補給しやすい経口補水液を与えたり、冷たい牛乳、アイスクリーム、ヨーグルト、ゼリー、ゼリータイプの飲料、冷たいスープなどを与えたりするなどして、積極的にエネルギーと水分を補給させましょう。