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光で目がまぶしいと感じるのは病気なの?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/26

目のトラブルの基礎知識

太陽や照明の光、テレビやスマートフォンなどの画面の光がまぶしいと感じられ、ものが見えにくいといった症状は、目の病気によるものなのでしょうか。光で目がまぶしいと感じるメカニズムや病気について解説します。

暗い場所から急に明るい場所に移動すると、強い光を受けてまぶしさを感じます。一方、通常程度の光で目がまぶしいと感じられ、痛みや不快感が伴う場合を「羞明(しゅうめい)」と言い、強い光によるまぶしさと区別します。目がまぶしいと感じる病気には、どのようなものがあるのかみてみましょう。

光で目がまぶしいと感じるメカニズム

目のなかに入る光の量は、瞳孔と虹彩(瞳孔のまわりにある茶色の部分)によって調節されており、暗い場所では虹彩が縮んで瞳孔を大きく開き、光の量を増やします。逆に明るい場所では、虹彩が伸びて瞳孔を小さくし、光の量を少なくします。このような調節機能がなんらかの原因で低下すると、まぶしさを感じやすくなります。

目がまぶしいと感じる病気(1)角膜炎・結膜炎

角膜(「黒目」と呼ばれる部分)や結膜(「白目」と呼ばれる部分)に細菌やウイルスが感染すると、炎症が起こります。炎症が起こると角膜や結膜の機能に支障をきたし、まぶしく感じたり、見えにくくなったりすることがあります。感染性の角膜炎や結膜炎には、アデノウイルスが原因で起こる流行性角結膜炎(はやり目)やヘルペスウイルスが原因で起こるヘルペス性角膜炎など、さまざまあります。

感染症のほかに、長時間目に強い紫外線を浴び続けたり(雪目)、コンタクトレンズを長時間装着し続けたりすることで角膜に傷が付き、炎症が起こることもあります。角膜の表面に小さな点状の傷が付く点状表層角膜炎では、目がゴロゴロするといった異物感や目がまぶしいなどの症状が現れます。

目がまぶしいと感じる病気(2)緑内障

緑内障は、眼圧の上昇などによって目と脳をつなぐ神経が障害され、視野が狭くなったり、見えない箇所(暗点)が現れるなどの自覚症状がみられる病気です。眼圧が高くなると角膜がむくみ、白っぽく見えたり、まぶしいと感じることがあります。病気の進行は緩やかなことが多く、患者さんが自覚しにくいため、早期発見のためには定期的に検査を受けることが大切です。

目がまぶしいと感じる病気(3)白内障

カメラのレンズのような役割をする水晶体が、主に加齢が原因で白く濁ってくる病気です。水晶体が濁ることで目の中に入った光が乱反射を起こし、太陽光や運転中の対向車のライトが異常にまぶしいと感じたり、目がかすんだりします。

目がまぶしいと感じる病気(4)ぶどう膜炎

目の中に起こる炎症を総じて「ぶどう膜炎」と呼びます。ぶどう膜炎の原因は、ベーチェット病などの全身性の病気や細菌・ウイルスによる感染などさまざまですが、原因がわからないケースも多くあります。ぶどう膜炎の影響で、目がかすんだり、まぶしく感じたりします。

通常の光で目がまぶしいと感じたら、早めに眼科を受診することが大切です。

この病気・症状の初診に向いている科 眼科

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