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目がかゆいときの対処法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/29

目のかゆみ

がまんできない目のかゆみ。つい、こすってしまいがちですが、目を傷つける可能性もあるためこするのは厳禁。では、どのように対処したらよいのでしょう。目がかゆいときの対処法について、ドクター監修の記事にて詳しくお伝えします。

目がかゆいときは、どのように対処したらよいのでしょうか。以下で解説します。

目がかゆいときは目をこするのは危険

目がかゆいからといってこすると、いっそうかゆみが増したり、角膜を傷つけてしまう危険性もあります。また、汚れた手でこすったり、マスカラなどが落ちて目に入ったりすると、感染性の炎症やアレルギー症状を引き起こす原因にもなります。

花粉症に代表されるアレルギー性結膜炎の場合は、目を強くこすると白目がブヨブヨしたゼリーのような水膨れになることもあります。これは、こすった刺激で白目を覆う結膜の下に水が溜まる「結膜浮腫」と呼ばれる状態。しばらく経てば自然に治りますが、目を閉じられないほど膨らむこともあり、かなりビックリしてしまうことでしょう。

目がかゆいときの対処法(1)目を冷やす

かゆみは炎症により起きることが多く、熱をもっている状態です。そこで、濡らしたタオルを目の上にのせるなどして冷やすと、血管が収縮して一時的に鎮静化します。ただし、感染などによる炎症が起きている場合、冷やすことで治るわけではないため、眼科を受診して適切な治療を受けましょう。

また、乾燥によってかゆみが起こっている場合、冷やしてかゆみが緩和された後は、蒸しタオルで温めるとよいでしょう。温めることによって血行がよくなり眼精疲労を回復させるとともに、涙の中の油の分泌を促して、蒸発しにくくする作用も期待できます。

目がかゆいときの対処法(2)目薬

かゆみに効く目薬には、アレルギーを抑えるもの、炎症を抑えるものがあります。

アレルギーの場合

  • 抗アレルギー成分…クロモグリク酸ナトリウム、ケトチフェンフマル酸塩、グリチルリチン酸二カリウムなどにより、かゆみを引き起こすヒスタミンなどの分泌を抑える。
  • 抗ヒスタミン成分…クロルフェニラミンマレイン酸塩、ジフェンヒドラミン塩酸塩などにより、ヒスタミンの作用をブロック。

炎症を起こしている場合

  • 抗炎症成分…リゾチーム塩酸塩、イプシロン-アミノカプロン酸、アラントインなどにより、炎症を鎮静してかゆみを緩和。
  • 抗菌成分…スルファメトキサゾールなどにより、細菌の繁殖を抑制。

目がかゆいときの対処法(3)医療機関での診察

目の炎症は、こじらせると角膜炎など重大な病気を引き起こすこともあります。なかなか症状が改善しない、何度もくりかえす場合は放置せず、眼科で診察を受け、きちんとした治療をしてもらうことをおすすめします。

目はとてもデリケートです。間違った対処法で症状を悪化させないためにも、適切な方法で対処しましょう。

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