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目の腫れが起こる原因

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/29

目の腫れ

目が腫れるととても目立ち、気になって仕方がないもの。目の腫れが起こる原因にはどんなものがあるのでしょう。その中には、治療が必要な目の病気の可能性はあるのでしょうか。ドクター監修の記事にて詳しくお伝えします。

目の腫れが起こる原因にもなる、むくみ、霰粒腫、麦粒腫について解説します。

(1)むくみが原因となる目の腫れ

むくみは、医学的には浮腫(ふしゅ)と呼ばれ、皮膚の下に間質液(細胞と細胞の間にある水分)が溜まってしまう状態です。間質液は、毛細血管から酸素や栄養が含まれた新しい間質液が滲み出したり、古くなった間質液が吸収されたりして入れ替わっています。

この入れ替えがスムーズにいかずに間質液が溜まる原因には、

  • 疲れ目や睡眠不足…血液の流れが悪くなり、間質液が血管に吸収される量が減って溜まる
  • アルコールの飲み過ぎ…アルコールは血管を拡張するが、水分処理が間に合わずにむくみが生じる
  • うつぶせ寝…顔を下にして眠ることで水分が溜まりやすくなる。特に、就寝前に水分を摂取した場合はむくみが顕著に

などがあります。なお、むくみが頻繁に起こる場合、腎臓や肝臓機能の低下によって水分の排出が支障をきたしている場合もあるので、注意が必要です。

このほか、泣いて目をこすったり、花粉症などのアレルギーで目をかいてしまったりといった刺激により、軽い炎症状態となって腫れやむくみが生じる場合もあります。

(2)霰粒腫が原因となる目の腫れ

霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは、いわゆる「ものもらい」のひとつです。まつげの生え際には、涙の成分のひとつである油を分泌するマイボーム腺がありますが、これがなんらかの原因でつまり、コロコロとした肉芽腫というしこりができてまぶたの腫れにつながります。

霰粒腫は細菌感染が原因で起こるのではありません。しかし、つまった部分に後から細菌が感染して炎症を起こすことがあります。これを「化膿性霰粒腫」と呼び、腫れや赤みが広がり、痛みも出てきます。

霰粒腫の治療法について詳しくは、『目の腫れを治す方法』をご覧ください。

(3)麦粒腫が原因となる目の腫れ

「ものもらい」と呼ばれるもうひとつのまぶたの病気が麦粒腫(ばくりゅうしゅ)です。こちらは霰粒腫と異なり、黄色ブドウ球菌などの細菌感染によって起こります。初期にはまぶたの一部が赤くなって、痛がゆいような違和感があるのみですが、進行すると赤く腫れ上がり、痛みも強くなります。

まぶたの表面(皮膚の側)にできるものを外麦粒腫、まぶたの裏側(結膜側)にできるものを内麦粒腫と呼びます。腫れている中心部には膿が溜まり、放置しておくといずれ破裂して膿が排出され、自然に治癒に向かいます。

ただし、早くきれいに治したい時には眼科を受診し、炎症を抑える点眼薬などを処方してもらいましょう。麦粒腫の治療法について詳しくは『目の腫れを治す方法』をご覧ください。

前日に飲み過ぎたなど、特に思い当たることがないのに目が腫れた場合は、目の病気の可能性もあるため、早めに眼科で診てもらいましょう。

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