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トリコモナス膣炎の原因

更新日:2018/05/01 公開日:2016/03/22

婦人科系の中でも比較的多く見られるトリコモナス膣炎。その原因について解説します。

トリコモナスという原虫の寄生で起こる

トリコモナス腟炎はトリコモナス原虫の寄生によって起こります。トリコモナス原虫は0.1mm程度と非常に小さく、肉眼で見ることはできません。この小さなトリコモナス原虫が膣や膀胱の中に入り込み、炎症を起こします。尿道、膀胱などにも感染するため、尿道炎、膀胱炎、外陰炎などを合併することもあります。

膣からの分泌物や尿沈査(尿を遠心分離機にかけた際に見られる沈殿した固形成分)を顕微鏡で見て、動くトリコモナス原虫が発見されたらトリコモナス膣炎と確定診断されます。

感染の原因は性行為が主

トリコモナス原虫に感染する主な原因としては、性行為があげられます。トリコモナス原虫による感染症は自覚症状がないことも多いため、感染に気づかずにパートナーにうつしてしまうケースもあります。

性行為による感染を防ぐには、コンドームの使用を徹底することが重要です。パートナーにトリコモナス感染が判明した場合は自身も感染している可能性が十分にあります。症状が無くても検査を受けることが、パートナー間でのピンポン感染を防ぐうえで大変重要です。

性行為がなくても感染することがある

性行為による感染が原因で起こることが多いトリコモナス膣炎ですが、性行為の経験がない女性や子供でもトリコモナス膣炎を発症することがあります。このようなケースは、タオルや便器の共有や、プール、温泉などでの感染が原因として考えられます。トリコモナス原虫は、乾燥には弱いものの、水中では長時間にわたり感染する可能性があるといわれているため、プールや温泉などの公共施設で感染することも考えられるのです。

このように、トリコモナス膣炎を引き起こす直接的な原因となるのはトリコモナス原虫ですが、トリコモナス原虫に感染する原因はひとつではありません。性交渉の際はコンドームを正しく使用する、感染した場合はタオルや下着の共有は避けるなどし、できることから予防していくことが大切です。

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