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麻疹(ましん)・風疹(ふうしん)の予防接種(MRワクチン)

更新日:2018/08/07 公開日:2016/03/25

定期接種の予防接種

麻疹(ましん)と風疹(ふうしん)は、混合ワクチンのMRを用いて定期接種が行われています。ここでは、MRワクチンの接種スケジュールや、副作用、スケジュールを立てるときのポイントなどを説明します。

麻疹(ましん)・風疹(ふうしん)の予防接種(MRワクチン)について解説します。

麻疹・風疹ってどんな病気?

麻疹

麻疹は、空気感染や飛沫(ひまつ)感染、接触感染でうつるため、感染力が極めて強い感染症です。感染して10~12日ほどすると、発熱や咳などの風邪に似た初期症状が現れ、その後、39度以上の高熱や発疹が出ます。

麻疹は、肺炎や中耳炎などを引き起こすことも多く、また、感染者の約0.1%の人に脳炎が起こるといわれています。

詳しくは『家庭の医学 はしか(麻疹)』をご覧ください。

風疹

風疹は、飛沫感染や接触感染によって人にうつります。潜伏期間はおよそ14~21日です。症状があまり出ないこともありますが、発症すると、発熱やのどの痛み、発疹、耳の後ろなどのリンパ節が腫れることもあります。

妊娠初期の女性がかかると、胎児が「先天性風疹症候群」になる可能性もあるため、注意が必要です。

詳しくは『家庭の医学 風疹(ふうしん)』をご覧ください。

麻疹・風疹予防接種の接種スケジュール

麻疹・風疹の予防接種では、弱毒化した生ワクチンのMRワクチンを使用し、2期に分けて接種します。

1期の接種は1歳児を対象とし、2期は小学校入学前の1年間、5歳以上7歳未満のときに受けるのが標準的です。

麻疹・風疹予防接種で起こりうる副反応・注意点

MRワクチンは、麻疹と風疹の混合ワクチンですが、麻疹と風疹の単独ワクチンで生じる副作用と大きな違いはありません。

麻疹の副作用

接種後に熱が出ることが多く、接種した子供の10%ほどが2週間以内に副作用が出ます。その他に現れる副作用の出現率は、蕁麻疹がおよそ3%、発熱をともなうけいれんは約0.3%です。また、2回目の接種後、まれに脳炎や脳症が起こるとされています。

風疹の副作用

主なものは、発疹やかゆみ、リンパ節の腫れ、発熱などです。風疹ワクチンは安全なワクチンといわれていますが、重大な副作用としてアナフィラキシーショック(アレルギー反応)などが報告されています。

MRワクチンの注意点

接種後、けいれんなどの異常があった場合は、早急にかかりつけ医を受診してください。

また、風疹は免疫(抗体)の有無を確認するため、将来、予防接種の記録が必要になることがあります。大切に保管しましょう。

受け方・スケジュール立てのポイント

受け方

生ワクチンを接種すると、他の予防接種を受けるには27日以上空ける必要があるので、MRワクチンは1歳を迎えたら早めに受けましょう。

もし、地域で麻疹や風疹が流行している場合は、任意で生後6か月での接種も可能です。地域で流行しやすい感染症を、ドクターに確認するとよいでしょう。

スケジュールの立て方

1期の接種は、三種混合ワクチン(MMRワクチン)でおたふく風邪のワクチンと一緒に受けることができます。また、水疱瘡(みずぼうそう)ワクチンと同時に受けることも可能です。1歳になる前に接種日を決めておくと、スケジュールを組みやすくなります。

第2期は小学校入学前1年間とされているので、4~6月の早めの時期に予定を入れるなどし、できるだけ夏休み前に受けましょう。

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