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ヒブ感染症の予防接種(ヒブワクチン)

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/25

定期接種の予防接種

ヒブ(Hib)感染症は5歳未満の乳幼児に発症することが多く、発症すると重篤な合併症を引き起こす可能性があります。ここでは、ヒブ感染症の危険性やヒブワクチンの接種スケジュール、副作用などを解説します。

ヒブ感染症の予防接種(ヒブワクチン)について解説します。

ヒブ感染症ってどんな病気?

細菌性髄膜炎を引き起こすこともある

ヒブ(Hib)感染症は細菌の一種、ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型によって発症しますが、冬に感染が増えるインフルエンザとは異なる病気です。飛沫感染や接触感染で人から人にうつります。

ヒブ感染症はあまり症状が現れないこともありますが、肺炎や敗血症、また、細菌性髄膜炎や喉頭蓋炎などの重大な病気につながる可能性があります。特に、ヒブ感染症は5歳未満の子供がかかりやすく、患者の8割以上を2歳未満の子供が占めています。さらに、細菌性髄膜炎の感染は、生後6か月から増加傾向です。

ヒブ感染症の危険性

細菌性髄膜炎は、発症するとおよそ3~6%が死亡。生存できたとしても、約2割の人に難聴などの後遺症が残るといわれる病気です。

しかし、ヒブワクチンを接種することによって、重篤なヒブ感染症を9割以上減らすことができます。

ヒブの接種スケジュール

ヒブワクチンは予防接種を開始した月齢によって、その後の接種回数が異なります。

生後2~7か月未満で接種を受け始めた場合、初回接種は27~56日おきに計3回の接種が必要です。追加接種の4回目は、3回目の接種後、7~13か月空けて接種します。

また、初回接種が生後7~11か月未満の子供は、1回目から27~56日あけて2回目を接種。7か月以上空けて3回目を受ければ完了です。もし、1歳~4歳で初めて接種した場合は、1回だけの接種になります。

ヒブ感染症の予防接種で起こりうる副作用・注意点

副作用

接種した部位に赤みが生じるほか、発熱や嘔吐、不機嫌などがみられることもあります。

注意点

ヒブワクチンは安全性の高いワクチンで、重篤な副作用はないといわれています。しかし、接種後に何か気になる症状があったら念のため受診しましょう。

受け方・スケジュール立てのポイント

受け方

ヒブ感染症により細菌性髄膜炎を発症した子供は、半数以上が0歳児です。そのため、接種が可能となる生後2か月から早めに受け、生後6か月までに初回接種を終えるようにしましょう。

また、ワクチンの効果を持続させるには、1歳のうちに追加接種を受けることをおすすめします。

スケジュールの立て方

ヒブワクチンは生後2か月になったらすぐに1回目を受け、2回目と3回目も生後6か月以内に受けられるように予定立ててください。

また、生後2か月のときに、小児用肺炎球菌やロタウイルス、B型肝炎などのワクチンと同時接種するとよいでしょう。生後3か月以降であれば、四種混合ワクチンの同時接種も可能です。

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