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NSAIDsが原因の胃潰瘍って?

更新日:2018/06/25 公開日:2016/03/25

胃潰瘍の基礎知識

NSAIDsは解熱作用や、痛みや炎症を抑える効果のある薬ですが、服用することで胃に負担をかけてしまい、結果胃潰瘍になってしまうケースもあります。ここではNSAIDsが胃に与える影響と、正しい服用法について解説していきます。

NSAIDs(エヌセイズ)とはあまり聞きなれない言葉ですが、このNSAIDsが原因で胃潰瘍になる事もあります。NSAIDsにはどんな特徴があるのでしょうか。

NSAIDsとは

NSAIDsとは、非ステロイド性抗炎症薬のことを指し、ステロイド構造以外の抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作用のある薬物の総称です。NSAIDsには、痛みのもととなる物質を作りだしてしまう酵素の働きを抑制し、熱を下げたり痛みを和らげたりする、炎症を抑えるなどの効能があります。このNSAIDsには、主に口から服用するタイプと坐薬タイプがあります。

NSAIDsが原因で胃潰瘍になる

NSAIDsを服用することによって、胃酸の分泌が増えたり、胃の粘膜の血流が悪くなったりしてしまうという副作用があり、場合によっては胃炎や胃潰瘍を引き起こしてしまうケースもあります。

また、坐薬タイプのNSAIDsでも、胃潰瘍になる可能性があります。薬の入る経路に関係なくNSAIDsの作用は同じなので、坐薬タイプのものでも血液中に効き目成分が溶けだすと、胃に負担をかけてしまいます。

NSAIDsでの胃潰瘍を防ぐためには

病気によっては服用することで症状が和らぐ反面、胃に負担をかけてしまうNSAIDs。服用する際はできるだけ薬の量を調整し、より刺激の少ないもの選択するよう心がけましょう。胃に不安を感じる場合は、NSAIDsの使用について医師や薬剤師に相談するとよいでしょう。説明書をよく読み、空腹時の服用は避けることも大切です。長期に渡り服用しなければならない場合、胃薬をNSAIDsと同時に処方してもらうか、可能であれば定期的に内視鏡検査を受けて胃の状態をチェックするのがおすすめです。また、最近では、胃に優しい新しいタイプのNSAIDsやNSAIDs以外の鎮痛薬も発売されているので、NSAIDsを服用する際には医師や薬剤師に聞いてみるのもひとつの方法です。