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胃潰瘍になったら気をつけたい食事

更新日:2017/09/14 公開日:2016/03/22

胃潰瘍のよくある疑問

胃潰瘍になってしまったら、食生活の改善は重要なポイントです。暴飲暴食を防ぐ、刺激物を摂取しない、消化によい食材や調理法を心がけるなど、胃に負担をかけない食生活のポイントをドクターの監修の記事で紹介します。

胃潰瘍になった場合、食生活において気をつけたいポイントについて紹介します。

そもそも胃潰瘍とは

胃潰瘍とは、なんらかの原因で胃の粘膜や胃壁が損傷する疾患。進行すると潰瘍が胃壁を完全に貫いてしまうこともあるおそろしい病気です。胃に潰瘍ができると、食事で摂取した食べ物が胃の中に入った際潰瘍部分に刺激を与え、食中や食後の痛みとなって症状があらわれるのです。

40代以上の世代に多く発症しやすい傾向にありますが、20~30代でも胃潰瘍になることもあるため、若いからと油断は禁物です。上腹部に、鈍い痛みや、みぞおちが疼くような、焼けるような感じを感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

胃に負担をかけない食事

規則正しい食習慣を身につける

食事として口にする食べ物は、食道を通りまず胃に辿りつくため、胃の健康に大きな影響を与えます。暴飲暴食や不規則な食事では、胃を過剰に刺激したり、消化のための胃酸分泌を必要以上に増やしたりしてしまいます。その結果、胃が傷つきやすくなってしまいます。胃潰瘍を予防するためにも、毎日規則正しく、3食できるだけ同じ時間に摂り、早食いや暴飲暴食はしないように心がけましょう。

よく噛んで、食事はゆっくり時間をかけて消化しやすいように食べるのがポイントです。

消化によい食材や調理法をとり入れる

普段から消化によい食材や調理法をとり入れることも大切です。消化のよい食材には、青菜やにんじん、じゃがいも、りんごなどの食物繊維の多い野菜や果物、脂肪分が少ない白身魚や鶏のささみなどがあげられます。

消化を助ける調理法として、食材は小さめに切る、柔らかくなるまでじっくり火を通す、油は少なめにすることなどを知っておくとよいでしょう。

胃に負担をかけない食事として、お粥や煮込みうどん、ヨーグルトやバナナなどがおすすめです。

胃潰瘍になったら避けたい食事

胃に刺激の強い食べ物を避ける

味の濃い食事は胃酸の分泌を促進させます。また、極端に熱い食べ物や冷たい食べ物、辛みの強い香辛料などは胃の粘膜を刺激するため、食べ過ぎには注意しましょう。熱い物は少し冷まし、冷たい物を食べるときには、口に含んで適温にしてから飲み込むようにしましょう。

また、コーヒーなどに含まれるカフェインも刺激物となるので、飲み過ぎには注意が必要です。さらに、アルコールは少量なら胃の働きを活発にしてくれますが、飲みすぎると胃に大きな負担をかけてしまいます。過度なアルコール摂取を控えることも、胃潰瘍の予防に繋がります。

高脂肪食や高タンパク食の摂取量を控えめにする

脂肪分やタンパク質が多い食事は、消化する際に胃酸が大量に分泌されるため、胸焼けなどの原因になります。特に胃の調子が悪いときなどには、これらの食材は控えた方がよいでしょう。

胃酸の分泌を高める食材を避ける

胃酸の分泌を高める食材としては、脂身の多い肉、煮豆、まんじゅう、漬物、塩辛などがあげられます。ほかにレモンなどの柑橘類や酢の物など酸味が強いものも、胃酸の分泌を高めるので、胃潰瘍のときは避けることをおすすめします。

胃が痛いときは早めに医療機関へ

胃潰瘍になったら気をつけたい食事のポイントを紹介しました。ほかに治療として、薬による治療やピロリ菌の駆除、内視鏡的止血術という手術を行うこともあります。

胃潰瘍は、進行すると吐血や黒色便(タール便)などがあらわれることも。重い症状があらわれる前に、胃の調子が悪いなと感じたら早めに医療機関を受診しましょう。

胃潰瘍の症状は、『胃潰瘍の症状とは』で詳しく解説しています。