スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

胃潰瘍と癌の関係は?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/22

胃潰瘍のよくある疑問

胃がんが発生する場所は胃潰瘍の発生場所と一致するため、詳しく検査を行わないとどちらの疾患か判断ができない場合があります。症状や原因、発生箇所が似ている胃潰瘍と胃がんについて、ドクター監修の記事でそれぞれの特徴を解説します。

胃潰瘍と胃がんは症状や原因が似ているため、胃潰瘍だと思っていたら実は胃がんだったというケースも珍しくありません。これらの疾患にはどのような違いがあるのでしょうか。

胃潰瘍から胃がんになることってあるの?

過去には、胃潰瘍が胃がんになると考えられていた時代もありましたが、最近ではそのような可能性は低いことが医学的に解明されています。しかし、胃がんと胃潰瘍は発生しやすい場所が同じなため、胃潰瘍だと思っていたら、実は胃がんだったという例は少なくありません。また、胃潰瘍の原因にあげられる、過度なストレスやピロリ菌の感染は、胃がんの原因にも一致します。つまり、胃潰瘍の疑いがある場合には、胃がんの可能性も考えられるのです。

胃潰瘍の症状は胃がんと似ている!?

みぞおちの痛みや吐き気、嘔吐や食欲不振、吐血や下血。これらは胃潰瘍にみられる症状ですが、胃がんにも同じものがみられます。そのため、胃潰瘍を頻繁に発症している人は、その症状に慣れてしまい、胃がんが発症していても気づかないことがあります。また、胃潰瘍や胃炎などによって胃の粘膜に与える刺激が長期間続くと、胃がんに発展する危険性もあります。そのため、胃潰瘍になった場合は、同時に胃がんの検査も行うことをおすすめします。

胃潰瘍と胃がんを見分けるには

症状や原因が非常に似ている胃潰瘍と胃がん。実際に胃がんには、肉眼で見ると腫瘍が胃潰瘍のように見えるものも多々あります。検査を行うことで、病変の場所や形などから、胃がんなのか胃潰瘍なのかを判別することはできますが、確定はできません。血液検査を始めとする一般的な検査に加えて、顕微鏡を用いてがん細胞があるかどうかを確認する組織検査を行うことにより、がんであるかどうか診断します。

胃潰瘍がなかなか治らないときなどは、胃がんの可能性も考えられるので、特に注意が必要です。胃がんを早期発見するためにも、定期的に検診や人間ドックを受診するようにしましょう。