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水いぼの受診基準と診断方法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/23

水いぼの診断・治療法

水いぼの診断は皮膚科や小児科で行われます。特徴的な形状があり、内容物を確認することで確定診断が可能です。水いぼに見られる特徴や、受診の基準、積極的に治療した方がよいケースについても説明します。

水いぼの受診基準と診断方法について説明します。

水いぼかも、と思ったら病院に行くべき?

水を含んだような丸い小型のぶつぶつがあらわれた場合、水いぼの可能性があります。水いぼは、免疫によって半年から2年程度で自然治癒します。しかし、いぼの数が5個以上ある場合や、数が増えていく場合は、早めに診断を受けた方がよいでしょう。診断は、皮膚科や小児科で受けられます。水いぼを掻きむしってしまうと、細菌感染を起こして治りにくくなることがあります。また、皮膚のバリア機能が弱い乾燥肌やアトピー体質の場合は、周囲の皮膚が湿疹となって悪化することも。早期に治療を始めたほうがよいでしょう。

プールに入りたい場合も治療が望まれます。プールの水で水いぼがうつることはないため、プールに入ること自体は問題ありません。しかし、プールでは皮膚が直接触れる機会が多く、水いぼがある人の利用を禁止している施設もあるためです。

水いぼとプールに関して、詳しくは『水いぼはプールでうつりやすい?水いぼの感染について』をご覧ください。

水いぼは特徴的な形状で判断できる

水いぼは、見た目の特徴的な形状から視診で判断ができます。1mmから5mm程度の半円状で、ゴマ粒のような大きさのものが多くみられます。表面はなめらかで、ロウや真珠のような湿った感じの光沢があり、中心部はへそのように窪んでいるのが特徴。色は白から肌色ですが、周囲の皮膚が湿疹を起こして赤くなっていることもあります。体幹部や四肢を中心に、皮膚が柔らかい場所や汗をかきやすい場所に多く、てのひらや足の裏にはみられません。

いぼの大きさが小さく判断がつきにくい場合には、拡大鏡やマイクロスコープで患部の状態を確認します。

いぼの内容物から水いぼを確定診断

視診によって水いぼと思われる場合、ピンセットなどでいぼをつまみ、確定診断を行います。水いぼである場合は、中から白みがかった粥状の内容物が出るのが特徴。これによって、あせもの一種である水晶性汗疹や、ヒトパピローマウイルスによって起こる尋常性疣贅(いぼ)、水ぼうそうなどとの識別が可能です。水いぼの中身は、ウイルスとウイルス感染を受けた表皮組織の塊で、内容物に接触すると感染が広がります。

ご自身で水いぼを潰すことはやめましょう。